界 津軽で楽しむ 冬の青森・大鰐温泉旅
写真協力/界 撮影/小林大介
取材・文/黒澤あすか
2月には、こぎん刺し(※)の灯ろうで飾られたかまくらの中で、夕食前に日本酒と軽食を楽しむ「津軽七雪かまくらアペロ」を開催。
界 津軽で楽しむ
冬の青森・大鰐温泉旅
今回は、星野リゾートの温泉旅館ブランド「界 津軽」で過ごす冬旅をご紹介。この時期にしか見ることのできない雪景色やかまくらアペロ、冬ならではの魅力が盛りだくさんです!
秋から春にかけて大浴場の湯殿に浮かぶのは青森県産の生リンゴ。梅雨の時期から夏にかけては、香りの良い青森ヒバでつくった木製のリンゴが浮かびます。
※こぎん刺し:津軽に伝わる刺し子の技法の一つ。江戸時代、麻の着物しか着ることが許されなかった津軽の農民たちが、防寒や補強のため、麻布に木綿の糸で刺し子をほどこしたことから生まれました。
青森の食材を
贅沢に味わう
夕食は「季節の会席」と「特別会席」の2種類。通年で提供する先付けの「大間の鮪と雲丹のあられ和え 黒にんにく風味」は、食材の組み合わせがユニークな一品です。(写真は季節の会席の一部)
朝食には、津軽の郷土料理「貝焼き味噌」が食事を彩ります。ホタテ貝に味噌やネギなどを入れて煮立たせ、溶き卵を加えていただきます。
りんご湯で
心も体もリラックス
昨年11月にリニューアルした大浴場。内湯には津軽の伝統刺しゅうである「こぎん刺し」のデザインがあしらわれています。また、新たに「かまくら露天風呂」が登場。丸い屋根が特徴で、庭を眺めながら四季の移ろいを感じることができます。
伝統刺しゅうの模様を
現代風にデザイン
客室は青森県出身のグラフィックアーティスト・山端家昌さんによるデザイン。現代風にデザインしたこぎん刺しの模様は、客室によって形や色合いが変わります。客室は1人から最大5人宿泊可能な部屋があり、洋室やペット同伴が可能な部屋もご用意。
津軽の伝統文化を
体験!
界 津軽では毎晩、津軽三味線の生演奏を開催。演奏するのは、全国チャンピオンの渋谷幸平さんと界 津軽のスタッフ。希望者は三味線の演奏体験もできます。
5階の客室廊下「木漏れ日Kogin」は、こぎん刺しの模様に光が差し込む幻想的な空間。ロビーでは日本画の巨匠・加山又造による「春秋波濤(しゅんじゅうはとう)」の壁画がお客さまをお出迎えします。
自分でこぎん刺しのしおりをつくることができる「思い出こぎん」。紙製のしおりと、糸と針が用意されているので、誰でも気軽にチャレンジできます。
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