【2020年】インスタグラム事情!プラチナエイジの利用者が急増中の理由とは?
「インスタ映え」でおなじみのインスタグラム、あなたは使ったことがありますか?
以前は、インスタグラムといえば若い女性が利用するイメージがありましたが、ここ数年でプラチナエイジ世代の利用者が急増し、いまでは全世代で広く使われています。
なぜインスタグラムがプラチナエイジ世代に人気なのか、インスタグラムは他のSNSとどう違うのか、インスタグラムの魅力や最新事情をご紹介します!
インスタグラムは2010年にサービスを開始したSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)です。2017年には「インスタ映え」が新語・流行語大賞になり、大きく知名度を上げました。
インターネット上の視聴行動分析サービスを提供するニールセンデジタル㈱のデータによると、インスタグラムアプリの年代別利用率推移は次の通りです。
<インスタグラム利用率推移>
〇女性
年代 | 2014年 | 2019年 |
18~29歳 | 17% | 67% |
30~49歳 | 6% | 41% |
50歳以上 | 6% | 21% |
〇男性
年代 | 2014年 | 2019年 |
18~29歳 | 6% | 40% |
30~49歳 | 4% | 24% |
50歳以上 | 2% | 21% |
インスタグラムは若い女性の利用率が非常に高いですが、ここ数年で全世代の利用率も急増しています。
50代以上の女性の利用率は、2014年はわずか6%でしたが、2019年には21%に増加。
50代以上の男性の利用率も、2014年は2%だったのに対し、2019年は21%に増えています。
インスタグラムの国内ユーザー数は2020年4月に3,300万人を突破し、いま最も成長しているSNSです。
参考サイト:ニールセンデジタル
インスタグラムはスマートフォンから写真や動画を投稿できる他、他の人の写真や動画を見たり、「いいね」をつけたりといったコミュニケーションができるSNSです。
LINEやFacebook、Twitterは文章がメインであるのに対し、インスタグラムは写真や動画がメインとなるのが特徴です。もちろん、文章を入れたい時は文章つきで投稿できます。
そしてインスタグラムの大きな魅力のひとつが、無料で写真の編集ができる点です。特別な技術がなくても、日常の写真を簡単に加工でき、オシャレで本格的な写真に仕上げて投稿できます。
また、「#(ハッシュマーク)」をつけて投稿や検索をすることで、同じ趣味の仲間を見つけて気軽に交流することも可能です。このマークは「ハッシュタグ」とも呼ばれ、投稿に関連する情報を追加するときに使われます。たとえば「#お弁当」で検索すると、「お弁当」のハッシュタグがついた写真を検索できます。
このように、ハッシュタグはつながりを作るために使われており、「#〇〇好きな人と繋がりたい」「#〇〇部」のような使い方も人気です。(「#猫好きな人と繋がりたい」「#カフェ部」のような使い方をします。)
その他の機能では、2016年8月には、24時間で投稿が自動的に消える「ストーリーズ」が、2020年8月には、15秒の短尺動画を作成できる「リール」が提供されるようになりました。
インスタグラムは時代とともに進化を続けています。
プラチナエイジ世代にインスタグラム利用者が急増している背景として、全年代にスマホの普及が拡大していることや、インスタグラムが手軽なSNSとして選ばれていることが挙げられます。文章がメインとなる他のSNSよりも、写真を投稿するだけで利用できるインスタグラムは敷居が低いといえます。
プラチナエイジ世代では、インスタグラムを次のような方法で楽しむ方が多いようです。
- 連絡を取ることが減った友人とやりとりをする。
- 好きなことや趣味でゆるくつながれる新しい仲間を作る。
- ふと知りたくなったことを気軽に検索する。
中でも特に、インスタグラムを新しい出会いの場として活用するケースが増えています。
尚、インスタグラムはTwitterの「リツイート」に代表されるような拡散機能がありません。そのため、他のSNSよりも話題が広がりにくく、炎上しにくいという特徴があります。炎上とは、非難や批判のコメントが集中的に投稿される状況を指します。
見ず知らずの人からいわれのない中傷や人格攻撃を受けたり、時には個人情報を特定して流出させられたりすることもあり、SNSでの炎上は社会問題にもなっています。その点、インスタグラムの「炎上しにくい」という特徴は、SNSを使い慣れていない世代の方にとって安心材料になっているのでしょう。
ただし、インスタグラムが絶対に炎上しないとは言い切れません。利用する時は次のマナーを守りましょう。
<インスタグラム利用時のマナー>
- 悪口や誹謗中傷は書かない。
- 写真に自分以外の人が写っている場合、相手に投稿しても良いか確認する。
- 住所など個人が特定される可能性がある内容は投稿しない。
また、インスタグラムは写真や動画を通して世界中の人とつながる可能性があります。
自分がマナーを守っているつもりでも、文化の違いなどによって相手に不快感を与えてしまうこともあるかもしれません。こうしたことを防ぐために、インスタグラムのコミュニティガイドラインも確認しておくことをおすすめします。
今回はインスタグラムについて見てきました。
2018年6月の発表では、インスタグラムのユーザーは世界で約10憶人です。スマートフォンさえあれば、インスタグラムを使って世界中のユーザーと交流することができます。
「インスタグラムをやりたいけど使い方がよく分からない」という方は、初心者向けのガイドブックも多く出版されています。初めて使う方でも分かりやすいように図解で丁寧に解説されているので、気になる方はチェックしてみるのも良いでしょう。
インスタグラムを始めるのに年齢は関係ありません。興味をお持ちの方は、インスタグラムにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?