糖質が低いお酒&おつまみ特集!低糖質レシピも紹介
「ダイエット中でも太りにくいお酒やおつまみが知りたい」
「お酒を飲むときの糖質量が心配」
そんな方におすすめなのが、低糖質のお酒とおつまみです。
糖質が低いお酒とおつまみはどれか、逆に糖質が高いお酒とおつまみはどれか、さらに低糖質なお酒とおつまみのアレンジレシピもご紹介します!
糖質が低いお酒・糖質が高いお酒
まずは糖質が低いお酒を見てみましょう。
それぞれのお酒100gあたりに含まれる糖質量は以下の通りです。
<糖質が低いお酒>
- 白ワイン 2.0g
- 赤ワイン 1.5g
- 焼酎 0g
- ウイスキー 0g
- ブランデー 0g
- ラム 0.1g
- ジン 0.1g
糖質が低いのは白ワインや赤ワインの他、焼酎、ウイスキー、ブランデー、ラム、ジンなどの蒸留酒類です。糖質制限中に飲むならこれらのお酒がおすすめです。
ただし、ワインの中でもデザートワインのように甘いワインは糖質が高いため、糖質制限には向いていません。
また、甘く芳醇な香りのラム酒は糖質が高そうなイメージがありますが、ラム酒は蒸留する過程で糖質が抜けるため、意外にも低糖質なお酒です。
続いて、糖質が高めのお酒をご紹介します。糖質制限中はなるべく控えるか、お酒を飲んだら食事で摂る糖質を減らすなどの工夫をするのがおすすめです。
100gあたりの糖質量がこちらです。
<糖質が高めのお酒>
- ビール・淡色 3.1g
- ビール・黒 3.6g
- ビール・スタウト 4.9g
- 発泡酒 3.6g
- 紹興酒 5.1g
- 合成清酒 5.3g
- 梅酒 20.7g
糖質が高めのお酒は、ビールや発泡酒、紹興酒、日本酒、梅酒などです。
今は糖質オフタイプのビールも販売されています。糖質が気になるけれどビールを飲みたい時に活用するのも良いですね。
梅酒は砂糖がたっぷり含まれているので、糖質を控えたい時にはおすすめできません。
他に、「カルーア」や「カンパリ」などの甘いリキュールにも砂糖がたくさん含まれています。甘いリキュールを使ったカクテルはどれも糖質が高いと考えましょう。
代表的なお酒の糖質量をご紹介しましたが、もちろん低糖質なお酒であっても、ジンジャエールやジュースなど糖分たっぷりの飲み物で割ると一気に糖質が高くなってしまいます。アレンジをする時は水やお湯、無糖炭酸水、無糖のお茶などを使いましょう。
また、アルコールの摂り過ぎは健康に悪影響を及ぼすリスクがあります。
特に年齢を重ねると、アルコールの分解機能や身体機能が低下することで、お酒の影響を受けやすくなります。プラチナエイジ世代の方の中には、「以前よりも酔いやすくなった」と感じる方も多く、無理は禁物です。
お酒の適量には個人差がありますが、一般的には1日1~2杯までを目安に、年齢や体調に合わせて無理のない量にしましょう。
糖質が低いおつまみ・糖質が高いおつまみ
ここからは、お酒を飲むときに欠かせないおつまみについて見ていきます。
糖質が低いおすすめのおつまみと、100g中に含まれる糖質量をご紹介します。
<糖質が低いおつまみ>
- 木綿豆腐 1.2g
- 絹ごし豆腐 1.7g
- えだまめ 4.3g
- カマンベールチーズ 0.9g
- モッツアレラチーズ 4.2g
- あじ(刺身) 0.2g
- ししゃも(焼き) 0.2g
- ぶなしめじ 1.3g
低糖質なおつまみは、豆腐やえだまめ、チーズ、魚介類、きのこ類などです。
中でも豆腐は消化に負担がかかりにくく、夜遅い時間にどうしてもお酒とおつまみが欲しい時などにも良いでしょう。
続いて、糖質が高いおつまみと、100gあたりの糖質量をご紹介します。糖質制限中はできるだけ避けたい食材です。
<糖質が高いおつまみ>
- ショートケーキ 43.0g
- ポテトチップス 50.5g
- ミルクチョコレート 51.9g
- しょうゆせんべい 82.3g
- 中華麺(生) 50.1g
甘いスイーツやせんべい、ポテトチップス、麺類などは糖質が高い食べ物です。
これらには小麦粉や米、じゃがいも、砂糖など、糖質たっぷりの材料が使われています。
ちなみにご飯1杯(精白米・普通盛り150g)あたりの糖質は55.2gです。上記はどれもご飯1杯分に負けないくらい高糖質なので、食べ過ぎには気を付けましょう。
低糖質なお酒&おつまみのアレンジレシピ
低糖質なお酒とおつまみのアレンジレシピをご紹介します。
簡単にできて女性にうれしいメニューを集めました。
お酒のアレンジレシピ:ウイスキーの紅茶割
ウイスキーに温かい紅茶をプラスすると、ウイスキーと紅茶の香りが引き立ち、深い味わいになります。ホットカクテルは冷えが気になる女性にもおすすめです。
<材料>(1杯分)
- ウイスキー 30ml
- ストレート紅茶 120ml
- スライスレモン 1枚
<作り方>
- 耐熱カップにウイスキーと温かい紅茶を入れる。
- スライスレモンを添える。
おつまみレシピ:カプレーゼ
イタリア料理のカプレーゼは、トマトとチーズとバジルを使った簡単なおつまみです。
チーズのタンパク質とカルシウム、トマトのビタミンCとリコピンなど、プラチナエイジ世代の女性が積極的に摂りたい栄養素がたっぷり含まれています。
チーズやトマトを使うイタリア料理といえばピザがありますが、カプレーゼは小麦粉を使って作るピザよりもはるかに低糖質なメニューです。
<材料>(2人分)
- トマト 1個
- モッツアレラチーズ 100g
- バジル 5枚
- 塩、あらびき黒こしょう 各少々
- オリーブオイル 小さじ1
<作り方>
- トマトとモッツアレラチーズを薄くスライスする。
- 1を交互になるように盛り付ける。
- 塩、こしょうをふり、バジルを添えて、オリーブオイルをまわしかけて完成。
お酒は適度な量を低糖質で楽しもう!
今回は、低糖質なお酒とおつまみについて見てきました。
太りたくないからとすべてのお酒を我慢するのは、お酒が好きな方にとってはストレスが溜まるもの。
一方、低糖質なお酒やおつまみを適度な量で楽しむのであれば、太りにくく、ストレスもためずに済みます。
生活の楽しみのひとつとして、上手にお酒やおつまみと付き合っていきたいものですね。
※データは日本食品標準成分表2015年度版(七訂)より抜粋