洗濯物が乾きにくい冬に知っておきたい!外干し&部屋干しのコツ
外が寒かったり、水が冷たかったりと冬の家事はなにかと億劫になりがち。面倒な作業が多い“洗濯”もバスタオルやパーカーなどの洗濯物の乾きにくさや、汚れの落ちにくさといった悩みが増えるはずです。そこで、冬の洗濯がラクになるワザを伝授します!今回は「干す」編を紹介。
ステップ2「干す」
じゃばら干しでムラなく乾かしましょう
パーカーなど厚手の衣類が増え、物干し竿が渋滞。その場合は、角ハンガーでバスタオルをじゃばら干し(写真右)すれば効率的に乾かせます。他の洗濯物と一緒に干すなら、外側にバスタオルで内側に薄手の衣類を配置すること。
干す場所にも意識して!
【日中】
外出時の部屋干しは、家の中でもっとも日ざしが当たる部屋を選びましょう。室温が上がって、洗濯物が早く乾きます。場所の確保が難しいときは、サーキュレーターや扇風機など家電を利用して乾燥させるのがおすすめ!
【夜】
冬場は、リビングなど暖房が効いている部屋に干すのがおすすめ。浴室乾燥機を使用するときは、真ん中に厚手の衣類、両端に薄手の衣類を干しましょう。洗濯物同士の間隔をこぶし1個分空けるのがポイントです。
5時間以内に乾かして部屋干し臭対策を!
洗濯物が湿ったままだと菌が増殖しますが、5時間以内を目安に乾かせば部屋干し臭の発生を抑制できます。汚れもニオイの原因なのでしっかり落とすこと。除菌または抗菌効果のある洗剤の使用もおすすめです。
ステップ3「しまう」
洗濯物が冷たいときは部屋の中で壁から離して干しましょう
外干しの洗濯物を取り込むときに、冷たくて乾いているかわからない場合は部屋の中で壁から離して、乾いたと感じるまで干すこと。カーテンレールにかけて干すと、カーテンの汚れが付着するためラックなどに掛けましょう。
監修者
大貫和泉さん
おおぬき・いずみ ●ライオン株式会社のお洗濯マイスター。洗濯用洗剤などの製品開発・調査に約20年携わる。2児のママとしての経験から主婦、女性の視点で洗濯に役立つ情報をWeb記事で発信する。
●この記事は『めりぃさん』2023年12月10日発行号に掲載された内容を再編集しています