神戸発、クリスマス&新年のプレミアムスイーツ
撮影/テラサカトモコ 取材協力/釘宮佳子
構成・取材・フードスタイリング/八代恵美子(atrio)
近年、ドイツのお菓子「シュトレン」の人気が高まってきています。
約90年前に日本で初めてシュトレンがつくられた神戸では、今やクリスマスの風物詩としてすっかりおなじみのものになっています。
家族で過ごすクリスマス&お正月を盛り上げてくれる神戸のシュトレンをはじめとするレアなお菓子をご紹介します。
神戸・御影のマダム御用達で大人気の「セセシオンコンディトアアテリエ」は、全国でも数少ないドイツ&ウイーン菓子の専門店です。遠方からも数多くの人が訪れます。
にしむらコーヒーサービス
セセシオン コンディトアアテリエ
ブロートバール セセシオン
代表取締役
吉谷修作さん
「神戸とドイツは昔からつながりがあり、シュトレンをはじめ、ドイツパンも神戸が発祥といわれています。
私がウイーン留学時に出合ったウイーン菓子も取り入れて、今では毎日30種以上のお菓子が店頭に並びます。
特に11月を過ぎるとシュトレンをはじめ、伝統菓子の数々など、神戸zっ子の冬のおなじみのお菓子が登場し、アドベントには、薄くカットしたシュトレンや小さな焼き菓子とコーヒーのマリアージュを楽しまれる方も多いですよ」
セセシオン コンディトアアテリエ
シェフ
飯田伸一さん
神戸でドイツパンの先駆けとなったフロインドリーブで長年職人として腕を磨いてきた経験を持つ。セセシオンコンディトアアテリエ&ブロートバール セセシオン統括シェフ。
「シュトレンをつくり続けて45年になります。フロインドリーブ時代からつくってきた本場ドイツのオーソドックスなシュトレンです。
小さな子どもからおじいちゃん、おばあちゃんまで、家族みんなでクリスマスを祝ってほしいという願いから、バターの味わい深さを大切に、ローマジパンを加えて、しっとりやさしい口溶けになるように仕上げています。
毎日、薄くカットして食べます。日に日に変わる味を楽しみながらクリスマスを迎えてくださいね」
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●特集で紹介した商品名と価格は2021年11月17日時点のものです。商品は売り切れ次第終了となります。