今すぐ実践!印象が良くなるポジティブ言葉
ちょっとしたひと言で相手を不機嫌にさせてしまった経験はありませんか?
今回はカウンセラーの大野萌子さんに、良い人間関係を築くために大切な
「言葉の選び方」のポイントを教えていただきました。
ポイント1:相手の意見を受け止める
❌:考え方は人それぞれだよね。
◯:なるほど、そういう考え方もあるよね
「人それぞれ」という考え方自体は問題ありませんが、それを率直に言ってしまうと突き放した印象に。「そういう考え方もあるよね」と受け止めてあげれば相手も安心して、あなたの意見にも耳を傾けやすくなるでしょう。
ポイント2:関係性によって言葉を変える
❌:あなたって、天然だよね。
◯:いつも自然体で素敵だよね。
親しい友人なら「天然」と言われても「かわいい」くらいのニュアンスで受け止めてくれるでしょうが、そこまで親しくない場合は「バカにされた」と感じる場合も。「ナチュラル」「自然体」といった表現に変えましょう。
ポイント3:ストレートな指摘はしない
❌:暗いね、何かあった?
◯:私にできることがあったら言ってね?
「暗いね」「悩んでいるの?」などと相手のネガティブな状況をストレートに指摘するのは、よほどのときを除いて避けたほうが無難。深堀りしようとせず、「味方になるよ」「力になるよ」といった姿勢を明るく伝えましょう。
ポイント4:理由を明確にして代替案を伝える
❌:ごめん、そういうのムリ。
◯:今は仕事が忙しいから、次回やらせて。
あまりにもあっさりと頼まれ事を断ると、関係性が壊れる可能性も。断る場合には「今月は繁忙期で外出しにくい」などとできるだけ明確に理由を伝えたうえで、「来月ならできるかも」と代替案を提案できるとさらに良いです。