めりぃさんは「大人の食育」を応援します。 「知る・学ぶ」
「食べる力」が「生きる力」を育む。
全国の生産者の紹介を通して、食の楽しさと大切さを育む
「大人の食育」プロジェクトが始まります!
自宅での食事をとる機会が増えたことによるライフスタイルの変化によって、改めて食に対して考える機会が増えました。
大人の食育では、「生産者を知る・学ぶ」「食を楽しむ」「健康に暮らす」を3つのテーマにし、生産者の想い、食に関する知識や生産工程、本当に美味しい食べ方などを紹介し、健全な食生活、楽しい食文化を推進していきます。
また、これまでめりぃさんのお店では、子ども食堂・フードバンクへの寄付を通して、子どもたちの未来と健康をサポートする活動を続けてきました。新たに生産者のみなさんにご協力いただき、新鮮な産地直送品を寄付することで、子供たちの「体験する食育」をお手伝いする取組みを開始します。
健康で豊かな生活を送るために欠かせない「食」。
本来の「食」が持つ意味をもっと知るため、消費者と生産者の架け橋となる「大人の食育」をどうぞお楽しみください。
奈良県奈良市三碓
奈良おおの農園
新潟県 十日町市太平
有機JAS認証農家 米の相沢
大人の使命は、子どもたちに安全なものを食べさせてあげること。そんな想いから健康な土作りを大切にし、堆肥はソルゴーなどの緑肥や米ぬかを使用。お米は減農薬で、野菜は農薬・化学肥料不使用で年間20品目栽培しています。
先輩方にご指導いただきながら、安心で美味しいお米や野菜をつくっています
独身時代は外食ばかりだったせいかアレルギーに苦しみ、結婚後は長女が卵アレルギーを発症。食があふれる時代なのに、こんなに食に苦労するものなのかと悩む日が続きました。そんななか東日本大震災が起こり、スーパーからは食べ物が消えました。それをきっかけに「食べること」の意味を強く考えるようになりました。食べ物を作ってくださる農家さんがいるからこそ、私たちは生かされているのではないか、と。
そんなとき頭に浮かんだのが実家の田んぼでした。当時私は東京のIT企業に勤務していましたが、自ら農家として作り手になりたいという想いが強くなり、思い切って地元へ。現在はお米、野菜の他に無添加で作った野菜チップスや、グルテンフリーの玄米きな粉クッキーなども作っています。
食を通して作る人と食べる人が近くなり、つながりができることを大切にしています。
1.「奈良おおの農園」は、奈良市で300年以上続く農家です。
3.奈良市西部の富雄三碓にある代々続く土地で 米・野菜を作っています。
2.冷めても美味しい金鵄米(きんしまい)は、おにぎりやお弁当にピッタリ。
4.地元・富雄の地名の由来、金鵄伝説から「金鵄米」と名付けました。
新潟県 十日町市太平
有機JAS認証農家 米の相沢
米創り世界一を意識した職人が手間暇かけて創る、相沢渾身のブランド米
有機認定を受けた田んぼで行う米創り。使用する肥料は自然界にある有機肥料のみ。合成された化学肥料は一切使いません。
私は安土桃山時代から続く農家の長男として生まれました。2005年に49歳で米創りを受け継ぎ、以来、日夜米創りに励んでいます。
生前父はいつも「ビジネスのために、自分たちの生活のために創るような米創りだけはするな」と言い続けていましたが、この精神こそが、先祖から代々伝わる相沢家の米創りなのです。父の想いを引き継いで米創りを始めた私は、どんどん米創りに魅了されていき、もっとこだわり抜いたお米を食卓に届けたいという想いから2008年にはオーガニック認証を取得しました。
寒暖差のある土地の特徴を活かした米創り。恵まれた自然環境で育った安全・安心のお米は、私たちの身体を元気にしてくれます。
私は、美味しい米創りに欠かせない越後妻有地区の寒暖差を活用しつつ、さらには水温も調整しながらお米を育てています。たとえば春には冷たい水ではなく温かい水で生育を促し、7月以降の生殖期には冷たい水で冷やします。日中貯めておいた澱粉を夜に使わずに、お米の栄養価を高める工夫もしています。
天日干しされ黄金色に輝く稲穂。太陽の光と風によって自然に乾燥させることで、極上の味わいを醸し出すお米が出来上がります。
肥料は自然農法センターで認定された有機肥料しか使いません。そうして育ったお米を刈った後は、天日干しをして仕上げます。天日干し有機米を創るにはとても手間がかかり、人手も必要です。ですから大量生産はできません。しかし手をかけ時間をかけて創りあげたお米は本当に安全で美味しく、希少価値が高いものとなるのです。有機肥料、水温調節、天日干し。ここまで細部にこわだって米創りをしているのは、米どころであるこの地域でも、おそらく私ぐらいではないでしょうか。
水温の調節も天日干しも、すべて人の「手」によって行います。炊き立てのご飯がある幸せを思い浮かべながら、手間を惜しまず米創りをしています。
こうしたこだわりの根底には、「本当に価値ある美味しいお米を召し上がっていただきたい」という想いがあります。価値あるお米にするには、私たちの祖先から継承されてきた米創りのノウハウを取り入れ原点回帰することで、「価値」の答えを作り手自らが知ることがとても大切だと考えています。
研いでから30分~1時間置いて炊飯することで、おかずがいらないほど美味しいご飯が炊きあがります。
シンプルなこだわりから生まれたお米を、どうぞ一度召し上がってみてください。