お正月まで飾れる『手作りのクリスマスリース』
幸せを呼ぶお守りとして、玄関に飾りたいクリスマスリース。
今年は手作りしてみませんか?
お友達へのギフトにも、きっと喜ばれるはず。
撮影/松本 健 取材・文/前田真里(レフトハンズ)
クリスマスが近づく頃、玄関のドアに華やぎを添えるクリスマスリース。「リース」とは、草花を摘んで作る花輪や花冠のこと。輪の形が始まりも終わりもないことから、ヨーロッパでは「永遠」の象徴とされています。古くは古代ローマ時代より、栄光をたたえる王冠や、愛をささげる花嫁の装飾品などに用いられ、祝祭に欠かせない存在でした。
クリスマスにリースを飾るのも、幸福を祈る気持ちから。キリスト教圏では、「終わりのない永遠の神の愛」を意味します。常緑樹の葉は殺菌作用があることから魔除けとして使い、緑は希望を、赤い実や果物は収穫への感謝として添えられます。
クリスマスリースの意味を知ると、神様をお迎えするお正月飾りにも少し似て思えるかもしれません。心揺れることが多かった今年は、大切なご家族やご友人のために手作りしてみませんか? 幸せを祈りながら作るひと時は、安らぎをもたらしてくれそうです。
1. ヒノキ
2. ブルーバード
3. ブルーアイス
4. ユーカリ
5. ナンキンハゼ
6. サンキライ
7. フィリカ
8. シャリンバイの実
9. スライスオレンジ
10.土台用のワイヤーと布(リボンでも)
11.リースワイヤー
12.オーナメント用ワイヤー
13.ハサミ
① 土台用のワイヤーを直径20cmほどの輪にして、セロハンテープで留めます。
② ワイヤーに布を結んで、クルクルと巻いていきます。
③ 布を巻いた状態。飾りで隠れてしまうので、途中まででOK。
④ 常緑樹を10cmほどの長さにカット。リースワイヤーが巻けるように、枝の端の葉は取っておきます。
⑤ 常緑樹を一つずつ、リースワイヤーを2~3周させて土台に固定していきます。
⑥ 左右をアシンメトリーにするとおしゃれな雰囲気に。
⑦ 常緑樹の間に、ワイヤーを通したオーナメントを固定して出来上がり。
⑧ クリスマス用のオーナメントを外して天地を逆さにし、水引きと松を付けるとお正月用に早変わり。
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