新しい整理収納でより快適な生活に
自宅で過ごす時間が長い今だからこそ、
快適な暮らしのための整理収納を教えていただきました。
取材・文/直江珠子(レフトハンズ)
どんな暮らしがしたい?
理想の生活空間をイメージ
大きく生活が変わった一年も、そろそろ終わります。家族そろって自宅で過ごす時間が増えたご家庭も多いことと思います。
マスターライフオーガナイザーとして、数多くのご家庭で整理収納の指導・アドバイスをしている鈴木尚子さんに、快適な生活を実現する整理収納術を教えていただきました。
「まず、片付ける前にどのような暮らしがしたいか、理想とする生活空間をイメージしてみてください。今の家に、もう一度引っ越してくるとしたら、どのレイアウトにして、何が必要ですか?」
理想の生活をするには、引っ越しをしないと無理と思い込んでいませんか? 今の住まいでもできる整理収納術があります。誰か一人が片付けるのではなく、片付けのルール(物の定位置)を決め、家族全員にとって分かりやすく収納することで、快適な空間をキープ。それだけでは解決できない収納スペース問題には、鈴木さんから新しいものとの付き合い方の提案が。
「必要なものを見直して、整理収納に取り組んでみましょう。使用頻度が高いものを使いやすく収納するために、あまり使わないものを預けたり、週末に使うキャンプ用品や新たな趣味の道具は借りるのが、新しい片付けのスタンダードなんです。そうやって空いたスペースに、食材や生活用品の備蓄を、災害対策としてもそろえておくことをオススメします」
新しい生活様式に合わせ、
必要なものを見直して、
整理収納に取り組みましょう
整理は「本当に必要なものを選びとる作業」
収納は「使うものを使いやすく収める作業」
今、ここに必要なものを整理収納しましょう
鈴木さんが提案する整理収納に従って、どのような収納空間をつくりたいか考えてみました。
ものを詰め込んで溢れかえってしまいがちな大きなストレージスペースは、奥の棚が使えないことが悩みのタネ。「ここに、本当に必要なものが入っているのか、何を入れたいのかを洗い出し、使えていないアイテムを使えるようにしたい」と目標を設定しました。まずは、この場所に不要なものをなくし、次に必要なものを使いやすく、カテゴリー別に分けて片付けます。
年に数度しか使わないスーツケースやゴルフバッグを預け、スペースができたことで、緊急時に利用する防災グッズや食料備蓄も取り出しやすくなりました。
Before
大きな収納スペースのはずなのに、物が溢れてドアが閉まらないことも。大きくかさばるスーツケースやゴルフバッグを動かさないと、奥の棚のものが取れません。
After
普段使わないスーツケースとゴルフバッグを預け、整理収納クリエーターと片付けに取り組んだ結果、必要なものがすぐに取り出せる使いやすい収納に改善されました。
ゆとりある住まいと暮らしを手に入れるために、新しいものとの付き合い方をサポートしてくれる手軽なサービスを活用しましょう
家の中を見渡すと、常に使っているものと、たまに使うものがあることに気が付きます。使用頻度の低いものは、自宅以外で保管するのも選択肢のひとつです。エアトランクが提供する宅配型収納サービスを利用して、より快適な生活空間にしてみませんか。
使う機会が限られるスーツケース、クリスマスツリーなどのイベントグッズ、オイルヒーターや扇風機などの季節もの、大切な思い出の品などは、徹底した温度・湿度管理されている環境で保管されます。
預ける衣類のクリーニングやゴルフバッグの配送、面倒な廃棄の代行など作業を軽減するサービスも充実しています。また客用布団や天体望遠鏡などはレンタルしてみてはいかがでしょうか。
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