除菌スプレーは自分で作る!おうちで簡単に作るコツ
除菌ムードが強まる中、自宅でも除菌に対する意識が高くなってきています。
除菌グッズや除菌スプレーは薬局で簡単に手に入れることができますが、実は自宅でも簡単に作ることができるんです!
今回は、除菌スプレーを自宅で簡単に作るコツをご紹介します。
除菌スプレーは手指の消毒だけでなく、家電やドアノブの消毒、テーブルや椅子の消毒にも役立つため、量があると助かるというご家庭は多いのではないでしょうか。
市販のものを買ってもすぐになくなってしまうという方には、量もたくさん作れてコスパがいい除菌スプレーの手作りがおすすめです。
「除菌スプレーって自分で作れるの?」
と、疑問に思う方もご安心。実は少ない材料で量さえ守れば、簡単にできてしまうのです。
しかし、アルコール濃度が強ければ強いほど除菌効果が高くなるわけでもなく、逆に薄くなりすぎても効果がないので、正しい量を計って作ることが大事ですそして、除菌スプレーを作る際にはエタノールという刺激物を使用するので、注意が必要です。
ここで、除菌スプレーを作るにあたっての注意点をご紹介します。
【注意1】エタノールの使用には十分に注意する
- 高濃度エタノールは刺激が強いため、作る際にはマスク、ゴム手袋をつける
- キッチンなど火気の近くで作らない
- 換気をしながら作る
エタノールの封を開けて除菌剤を作っている最中は、上記のことを守って作るようにしましょう。もしも皮膚に付いてしまった場合は、すぐに洗い流します。
【注意2】除菌スプレーを作った後の保管にも注意する
除菌スプレーを作った後も保管や使用場所には気をつけましょう。
- 木材、樹脂系、布製品、革製品などは変色する可能性がある
- キッチンのガス周りに置かない(その他火気には気をつける)
- 目鼻口付近に付いたらすぐに洗う
除菌スプレーを作るための注意点を理解したら、実際に作っていきましょう。
<準備するもの>
- 無水エタノール
- 精製水(なければ水でも可)
- 容器
- 計量カップ
これだけで除菌スプレー及び除菌剤は作ることができます。
その他必要に応じて、マスクやゴム手袋、タオルや雑巾などを用意しておくと安全に作ることができます。
また、精製水がなければ水やミネラルウォーターでも代用できますが、精製水の方が長期間の保存が可能だと言われています。
<作り方:500mlの場合>
作り方は非常に簡単です。
今回は、ほぼ水分を含まない「無水エタノール」を使用しての除菌スプレーの作り方のご紹介です。
【無水エタノール400ml】+【精製水100ml】
これを混ぜて完了。
一般的に消毒可能なアルコール度数は70%~80%%と言われていますが、この無水エタノールの度数は99.5%と非常に高いのでので、水で薄めて濃度を調節する必要があります。
基本的には希釈の割合は4:1なので、500mlより多く作る場合も少なく作る場合もこの割合を守れば、除菌スプレーを作ることができます。
●無水エタノールはどこで買えるの?
無水エタノールはネットやホームセンター、薬局で購入することができ、ネットでは500mlで2000円程度の相場となっています。