年齢を隠すための手と首のケア
メイクや髪型に気を取られて、意外と見落としがちなのが手と首のケアです。見える部分で年齢が現れやすいと言われる手と首は、ケアをしていないと乾燥でカサカサになったり、シワが目立ったりしてしまいます。メイクや髪型で年齢をカバーできても、手と首の印象で悟られてしまうことも…
年齢をカバーするにはトータルケアが大事です。
今回は、年齢を感じさせないために手と首のケア方法について、ご紹介させていただきます。
実は、手のシワは実年齢のプラス10歳以上に見られる?!
ある調査の結果では、250人の男性のうち約半数近くが「女性の手を見るだけで年齢を判断できる」と答えていることがわかっているようです。
また、「美しい手の女性は好感が持てる」と答えた男性は80%以上、「老化や年齢が現れやすいのは手」と答えた男性は70%以上いて、手にシワがあると実年齢よりもプラス10歳以上も老けて見えることが調査結果でわかったようです。
50代60代のシニア世代になってくると、丁寧でしなやかな手の動作ができる女性は素敵に見えますが、せっかくきれいな所作ができても、手にシワがあったり、カサカサだったりすると見え方も半減してしまいますよね。
意外と手は見られていないようで見られているということを意識して、より重点的にケアすることが必要です。
年齢を感じる体の部位ランキング
1位 顔
2位 手
3位 首
こちらもある企業が行った女性が答えた意識調査の結果です。
顔に続き手と首がランクインしていますが、同性の女性から見ても年齢を感じる部位が手と首であるということがわかっています。
年齢を感じる理由は?
年齢を感じる理由は、やはり「シワ」です。
お肌が老化していくことでハリがなくなり、たるみが出ることでシワになったり、乾燥からシワになりやすくなります。
特に、首は顔から近いこともあり、しっかりメイクしている顔と比べて首がたるんでシワになっていると、アンバランスな印象によって老けて見られます。
首には横ジワと縦ジワがあり、横ジワは普段動かすことによってできる自然なシワですが、縦ジワは乾燥によってシワができている状態のことです。いわゆる老化によってできるシワが縦ジワということなのです。
一方、縦ジワに対してエイジングケアをしなければならない首に対して、手は全体的にシワが出るので、指先から手の甲にかけてしっかりケアしなければなりません。
年齢を感じさせない手と首のケア
それでは、実際に年齢を感じさせない手と首のケア方法についてご紹介したいと思います。
手にシワができる原因とケア方法
【手にシワができる原因】
- 日焼け止めをしていないことによる紫外線ダメージ
- 頻繁な水仕事
- 生活習慣の乱れ
主にこの原因で手のシワは現れ、進行していきます。
まず、徹底したUV対策がシワを予防し、改善してくれます。
こまめに日焼け止めクリームを塗ったり、アームカバーを使ったりして直射日光から手を守りましょう。
水仕事も乾燥やシワの原因に直結します。水仕事は生活の中で避けられない家事のうちの一つ。ゴム手袋をしたり、水仕事の後はハンドクリームで保湿をするようにします。
そして、睡眠不足、偏った食生活、運動不足などの生活習慣の乱れは、手だけではなく、顔や首のシワの原因になるのです。
【手のシワを予防・改善するケア方法】
手のシワを改善するには、ハンドクリームを塗るだけではなく、塗った後にハンドマッサージをすることがポイント。手の甲、手の指を円を描くようにマッサージしていきます。
また、手のコットンパックもおすすめ!手も顔と同じようにコットンにたっぷりと化粧水を染み込ませて手の甲をパックしてあげます。
それだけで、すべすべの手になりますよ。
スペシャルケアには、就寝前にハンドクリームやオイルを塗って手袋を付けて寝ることで、翌朝にはふっくらした見違える手になります。大事な日の前日などにおすすめです。即効性が欲しい場合は、お肌と同じように日焼け止め、化粧下地、コンシーラー、パウダーの順に馴染ませていくと、シワやシミなどを隠せます。
首にシワができる原因とケア方法
【首にシワができる原因】
首のシワの原因には、首の動きで自然にできるシワと加齢とともに新陳代謝の低下や乾燥でできるシワがあります。厄介なのは、後者のシワです。
首の皮膚は薄いので、乾燥すると皮膚がしぼんだように見えることから年齢が現れやすくなります。一方で新陳代謝の低下では、ハリや弾力の低下からシワの原因につながると言われています。
【首のシワを予防・改善するケア方法】
生活スタイルで気をつけたいのはこちら!
- パソコンやスマホを長時間見ない
- 画面の位置は目の高さで見る
- 枕の高さを見直す
- 紫外線対策をする
特に、紫外線対策は顔や手まではできても、首は忘れがち。
首全体にしっかり日焼け止めクリームを塗りましょう。
この他に、血行が良くなっている入浴後にマッサージクリームなどを塗布して、シワを伸ばすようにマッサージすることを毎日のケアに取り入れることで、首のシワは改善されていきます。
スペシャルケアとしては、
- ゴマージュで角質をオフ
- ローションパック
- 首用のクリームや保湿クリームでマッサージ
ローションパックでは、コットンに化粧水を含ませて気になる部分にパックして上からラップを巻きます。しっかり浸透しているのを感じたらクリームで蓋をします。
やはり首も顔と同じで、同じだけ時間をかけることで悩みは改善していきます。
【記事まとめポイント】
- 手のシワは実年齢のプラス10歳以上に見られる
- 手のシワ=紫外線、水仕事、生活習慣の乱れ
- 首のシワ=自然にできるシワと加齢によってできるシワ
- 手のシワ改善=ハンドクリームとハンドマッサージ、コットンパック、就寝前のスペシャルケア
- 首のシワ改善=パソコン・スマホ長時間NG、画面の位置は目の高さ、枕の高さ見直し、紫外線対策、角質オフやパックなどでスペシャルケア
まとめ|手と首のシワをなくして5歳若返る
手と首は意外と見られているということがわかりました。
毎日のちょっとした意識で手と首のシワを予防・改善することができます。
シワのないすべすべの手と首を手に入れれば、自信に満ちて5歳若返ることも夢ではありません。ぜひ、今日から始めてみてはいかがでしょうか。