ハーブを育てて癒されよう!効果や取り入れ方もご紹介
ハーブはお茶や料理、ルームフレグランス、虫除けなど暮らしの中で数多く使用されている植物です。香りに引き込まれて癒されたり、リフレッシュしたり、ハーブの香りに助けられている女性は多いのではないでしょうか。
また、50代〜60代の女性の中には、趣味としてガーデニングでハーブを育てている人も少なくありません。ハーブでどんな効果を得たいかによって、選び方や育て方も変わります。
今回は、人気ハーブの効果や取り入れ方を中心にご紹介していきます。
人気ハーブの種類
実は、ハーブには1万種類もあるってご存知でしたか?
その中でも人気のハーブはこちら!
- ラベンダー
- ローズ系(ローズマリー、ローズゼラニウムなど)
- ミント
- セージ
- レモングラス
などです。どれもすっきり爽やかな香りで、癒しやリラックスとともに気分をリフレッシュさせてくれる効果があるものが多いです。
お茶に合うハーブ、料理に適したハーブ、安眠を誘うハーブなど用途によって効果が様々なので、ハーブでどんな効果を得たいかで選ぶのがおすすめといえます。
ハーブの効果とは?
ハーブにはそれぞれ効果がありますが、特に50代〜60代の女性が持つ悩みに効果のあるハーブを取り入れてほしいと思います。
- 「疲れやすい」・・・オレガノ、タイム、ネトルなど
- 「美肌になりたい」・・・ヒース、ローズヒップ、ローズマリーなど
- 「眠れない」・・・カモミール、ラベンダーなど
- 「食欲がない」・・・ペパーミント、ディル、フェンネルなど
この他にも、たくさんの効果が期待できるハーブがあるので、今の体の状態に合わせて選んでみてください。
また、ハーブには虫除けの効果も期待できると言われています。
数多くのハーブには虫を寄せ付けない「昆虫忌避作用」があり、虫が嫌いな香りが取り込まれています。
ただ、ハーブを育てているだけでは虫除けの効果はあまりないので、虫除け効果の高いペパーミントをお茶のパックなどの袋に入れたり、お湯で葉を煮て香り出しをしたらスプレーにして、効果を高めるのがおすすめです。
自宅でも簡単にできる!ハーブの取り入れ方
一般的にハーブと聞けば、前述で触れたようにハーブティーや料理の香り付けで使われることが多いですが、この他にもご家庭で簡単にできる取り入れ方をご紹介させていただきます。
ハーブをこれから育ててみたいと思っている人におすすめです。
摘みたてハーブで「手作り入浴剤」
乾燥させたハーブの入浴剤(バスハーブなど)やハーブの香り付けがされた入浴剤が販売されていますが、自宅で育てたハーブでも手作りの入浴剤が作れます。
【準備するもの】
- 摘みたてハーブ
- 目の細かいネット(水切りネットでも可)
- 輪ゴム
摘み取ったハーブをきれいに洗います。
ハーブをハサミで切って、ボール状になるようにネットに詰め込みます。
詰め込んだら、口を輪ゴムで縛って出来上がりです。
ラベンダーは心を落ち着かせてくれる効能が期待でき、ハーブゼラニウムはローズのような優雅な香りと保湿力やお肌への優しさも期待できるのでおすすめです。
お部屋の芳香に使える「手作りドライハーブポプリ」
お店売っているのをよく見かけるドライハーブポプリも簡単にご自宅で作ることができます。
【準備するもの】
- 香りの良い葉や花(ラベンダー、ミント、タイム、バジルなど)
- 果物の皮やスパイスなどの副材料
- お好みのエッセンシャルオイル
- 瓶や袋
- すり鉢
基本的な作り方は摘み取ったハーブを1週間程度乾燥させて、すり鉢などで砕いて瓶や袋に入れて完了!
果物の皮やスパイスはメインのハーブの葉や花の香りを引き立ててくれ、エッセンシャルオイルはさらに香りの幅を広げてくれるとともに薄くなった香りを取り戻してくれます。
ハーブを育てるメリットとは?
ハーブは生活の中で使える場面がいくつかあるので、使いたい時に収穫して、お料理やティータイム、入浴時などで活用できるのがメリットです。
お料理の見た目をおしゃれにしてくれる
お料理にちょっと緑を添えたい時、ハーブがあると食卓が映えます。
食べてもハーブの香りが広がり、いつもと違う香りや味を楽しめることでしょう。お料理におすすめのハーブは、ローズマリーやセージで、ローストターキーやお肉の香草焼き、マリネなどの料理にぴったりです。
おもてなしに便利
ハーブティーやケーキなどのスイーツでお客様をもてなす際に、ハーブを育てているとすぐに摘み取って添えるだけで、おしゃれなおもてなしができます。
ハーブティーは紅茶のように抽出にこだわった淹れ方はないので、自由に飲めるのもお客様にとっては気軽に飲めて嬉しいポイントです。
ハーブを育てる上で知っておきたいポイント
ハーブを育てる上での注意点は、育てる環境が一番のポイントです。
日当たり、風通し、水やり、温度。
ハーブを育てるにはこの4つの項目において好条件でなければなりません。
しかし、ハーブにはそれぞれ効果があるように、育てる環境もそれぞれ違います。例えば、地中海沿岸が産地のローズマリーならば、湿気のないカラッとした環境を好みます。それに合わせて、風通しの良い場所で水やりの頻度を控えながら育てると上手に育ちます。
このようにハーブの特徴に合わせた育て方をすれば、すべてのハーブが上手に育つというわけでもなく、住む場所によっても育ちやすいハーブ、育ちにくいハーブがあるんです。
日本の気候は全体的に温帯で季節による温度差、高温多湿などの特徴がある国ですが、北海道から沖縄まで気候の特徴は違います。
ハーブの中でも人気のラベンダーは、ローズマリーと同じく地中海沿岸が原産地ですが、湿気が多く、降水量も多い地区では育ちにくく、梅雨がない北海道では比較的育ちやすいと言われています。
ハーブは育て方もいくつか注意が必要ですが、住む場所の特徴も理解した上でハーブを選ぶことが大事なのです。
【記事のポイントまとめ】
人気ハーブ
- ラベンダー
- ローズ系
- ミント
- セージ
- レモングラス
自宅でのハーブの取り入れ方
- 料理
- ハーブティー
- 入浴剤
- ドライハーブポプリ
まとめ|香り良し!効能良し!ハーブで充実度を高める
育て方に注意点はいくつかあるものの、香りが高く、様々な効果も期待できるハーブはぜひ、生活の中で取り入れてほしいと思います。
料理の味をワンランク上げるほか、見た目の質もあげてくれます。
まずは、自分の好きな香り、用途に使いやすそう、こんな効果がほしいなどご自身に合わせたハーブを一つ育ててみることから始めてみませんか。