効果をアップさせる湿布の使い方
病院に行くほどでもない軽度の肩こりや腰痛も、貼るだけで痛みを抑えることができる“湿布”。
ドラッグストアに行くとあまりにたくさんの湿布がずらりと並んでいて、何を選んだらいいのか迷ってしまうとき、とりあえずパッケージや価格でなんとなく選んでいませんか?
今回はこの“湿布”について、選ぶポイントを薬剤師の加藤優人さんに、効果のあがる貼り方を柔道整復師・鍼灸師の阪本敏宣先生に教えてもらいました。
撮影/YASAKU 文/池田 史(atrio) イラスト/maiko
曲げたり伸ばしたりしているうちに、だんだんと剝がれやすくなってしまう湿布。きちんと固定できていないと患部にしっかり成分が浸透していかず、効果も半減してしまいます。阪本先生に、貼る箇所に応じて、湿布にひと手間加えるだけで剝がれにくくなる貼り方を指南してもらいました! 一回覚えてしまえば難しくない、ノンストレスで快適な貼り心地を体感してみてください!
さかもと・としのり●ナチュラルキュア表参道治療院院長。柔道整復師、鍼灸師、JCDCカイロプラクティックドクター、日本医療ビジネス大学校教員運動学整形外科学担当、オハイオ州ITCウマ科動物マッサージ療法士
〜部位別:湿布の切り方&貼り方〜
足首
図のように切り込みを入れて、上部から下に向って伸ばしながら甲や足首を巻き込むように貼る。
ひざ
両脇を切り、上に切り込みを入れたり、真ん中に切り込みを入れたりして、曲げたときにもゆるまないようにする。
手首・ひじ
図のように切り込みを入れて、手首やひじの曲がる部分に添わせて貼ることで、動かしても剝がれにくくなる。
肩
湿布の中心に切り目を入れて肩の先端を出して貼る。または片側を2か所ほど切り、肩の丸みに添いやすくする。
腰
腰の低い部分に貼るときは、湿布の4つの角を切り落として貼ったり、腰のくびれに沿って切り込みを入れる。
日頃のケアは、温めることが大事。
腰痛や肩こりなど、体の不調は血行が悪いことに起因していることが多いため、痛みを未然に防ぐためには、「痛くない」→「筋肉が和らぐ」→「血行がよくなる」→「痛み物質が流れ去る」→「痛くない」というサイクルが大切です。毎日しっかり湯船に浸かることも大事ですが、手軽に温めるにはカイロがおすすめ! じんわりと温かさが広がり、筋肉の緊張を和らげてくれます!
おすすめなのが、あずきカイロ。ポイントは、①レンチンで温められて②何回も使えて③衛生的なこと! 普通のカイロは、一回使ったら再利用することはできないので、あずきカイロは経済的にもお得です! 中でも、部分別のバリエーションが豊富な「あずきのチカラ」はお手頃価格で気軽に使えるとあって人気です。
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ナチュラルキュア表参道 鍼灸接骨院
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