食べ頃を直行便でお届け! 石垣島をまるごと召し上がれ
撮影/宇根和孝 構成・文/峯島由衣
レシピ・フードコーディネート/安達七海子
❶ KOPPARI / 島のフルーツを鮮度そのまま! いつでも“旬”を無添加でお届け
農家と一緒に食べ頃を目利きし、フルーツの旬を閉じ込める
石垣島でとれる新鮮なフルーツを、子どもから大人までさまざまなシーンで手軽に食べられるようにこっぱらせた(凍らせた)のが、KОPPARIの冷凍フルーツです。
「旬のフルーツを瞬間冷凍すれば〝旬のまま〟食べられるのでは、と思ったんです」
とオーナーの宇根さん。地元で生まれ育ち、地場のことも熟知しています。
「市販のフルーツは実が熟す前に収穫し、流通過程で追熟させたり実を軟らかくさせたりしますが、KОPPARIでは、地元の農家さんと一緒にそのフルーツの食べ頃を実際に目利き。一番美味しい時期を見極めて収穫します。それを無添加で瞬間冷凍しているので、島の旬を一年を通じて同じ品質で味わうことができます」
収穫したてのフルーツを皮ごと滅菌し、カットして凍結。15分でマイナス35 ℃になる。
現在はパイナップル、マンゴー、パパイヤ、ドラゴンフルーツといった南国フルーツの他、農薬不使用のバナナやゴーヤなども扱っている。
「まずはアレンジせずに食べてみてください。冷凍フルーツの概念が変わるほど、フルーツ本来の味が楽しめますよ」
>>さらに詳しい生産者情報はこちら
❷ やえやまファーム / 石垣島ブランド「南ぬ豚」と パイナップルを循環型農業で生産
希少な南ぬ豚は脂身まで美味しい!
沖縄の希少なあぐー豚と掛け合わせてつくったオリジナルブランド「南ぬ豚」は、パイナップルの残渣を混ぜたエサで育った豚です。
「残渣を発酵させると乳酸菌が増加します。それをエサに混ぜることで肉自体が軟らかくなるんです。脂身にもうま味が凝縮されているので嚙むほどに甘みを感じますが、くどくなく、さっぱりとしたあと味が特徴です」(島田さん)
Recipe
石垣島風タコライス
材料(2人分)
- 南ぬ豚ハンバーグ…1袋
- オリーブオイル…大さじ1
- ご飯…300g
- レタス…2枚
- トマト…1個
- チーズ…適量
- 【A】 酒…大さじ1
砂糖…1つまみ
しょうゆ…小さじ1
ウスターソース…大さじ1
ケチャップ…大さじ1
塩、コショウ…各少々
★つくり方
- ハンバーグはあらかじめ解凍しておく。
- フライパンにオリーブオイルをひき、ハンバーグを粗めにほぐしながら炒める。
- ハンバーグに火が通ったら【A】を入れ、水気がなくなるまで炒める。
- トマトは1㎝角に切り、レタスは1㎝幅に切る。
- ご飯を器に盛り、ほぐしたハンバーグ、トマト、レタス、チーズをのせる。
とろみ感がクセになるパイナップルジュース
ジュースをひと口飲むと、パイナップルそのものを丸かじりしているような濃厚な味に衝撃を受けます。
「それは、皮ごと搾ることで繊維質が残った状態で混ざり、とろっとした口あたりと喉越しを感じるから。濃縮還元していないので、パイナップル100%の、自然な甘さを味わえます。パイナップルが苦手な人にもぜひ飲んでいただきたいですね」(山中さん)