春につけたい♡お店みたいな手作りパールアクセ
撮影/平林直己(HIRARING RAPHICS)
取材・文/新里陽子 制作協力/五十嵐昌代
やわらかな日差しと心地よい風が気持ちよい季節。
ちょっとしたお出かけにも、春らしい装いを楽しみませんか?
パールにパーツを組み合わせるだけで、まるでお店で売っているような、今旬のパールアクセサリーが簡単につくれます。
ぜひトライしてみてくださいね!
丸くない、でこぼこした形のバロックパールパーツでこなれ感。
棒を丸い輪に入れて留める「マンテル」タイプの留め金具は、つけやすさもあり一石二鳥のネックレス。いつものシャツスタイルがより素敵に。
棒を丸い輪に入れて留める「マンテル」タイプの留め金具は、つけやすさもあり一石二鳥のネックレス。いつものシャツスタイルがより素敵に。
材料
- バロックパール… 1粒
- Tピン…1本
- 丸カン小…2個
- 丸カン大…1個
- オーバル形で太めのチェーン…お好みの長さ
- マンテルパーツ(留め金具)…1組
つくり方
【1】バロックパールの穴にTピンを通す。
【2】【1】のTピンをパールの根元で開げ、丸ヤットコで1回転できるくらいの長さにニッパーでカットする。丸ヤットコでピンの先端をはさみ、ヤットコの丸みに沿って丸める。
【2】【1】のTピンをパールの根元で開げ、丸ヤットコで1回転できるくらいの長さにニッパーでカットする。丸ヤットコでピンの先端をはさみ、ヤットコの丸みに沿って丸める。
【3】丸カン大を前後に開いて広げ、【2】の先端とマンテルの輪に通して閉じる。
【4】チェーンにパールのトップをつける。丸カン小を前後に開いて、チェーンの先端とマンテルの輪のほうのカンを通して閉じる。
【4】チェーンにパールのトップをつける。丸カン小を前後に開いて、チェーンの先端とマンテルの輪のほうのカンを通して閉じる。
【5】チェーンのもう一方の端にマンテルの棒のほうをつける。丸カン小を前後に開いて広げ、マンテルの棒のほうのカンに通しチェーンにつけ、丸カンを閉じる。
手作りアクセにあると便利な3大道具
今回紹介するアクセサリーは、金具をつなげていく簡単な工程のものですが、専用の道具があればよりスムーズにつくれます。
いずれも貴和製作所(https://www.kiwaseisakujo.jp)などアクセサリーパーツショップで扱っています。
最初にそろえてしまうとずっと使えるのでおすすめです。
少しずつサイズを変えた大人もつけやすいデザイン。本物のパールはある程度の重みがありますが、手づくりアクセサリーパーツは軽いので、耳につけても疲れたり痛くなりにくいのが魅力です。
ピアス用パーツをイヤリング用パーツに変えれば、同じ工程でイヤリングがつくれます。
材料
- 樹脂パール 10mm(白)…2個
- 樹脂パール 8mm(白)…2個
- 樹脂パール 6mm(白)…2個
- 9ピン…4本
- Tピン…2本
- ピアス用金具…1組
つくり方
【1】6mmパールにTピンを通し、先端を手で少し曲げる。
【2】短く切り、輪にはしないで、カーブさせる。
【2】短く切り、輪にはしないで、カーブさせる。
【3】8mmパールには9ピンを通し、同様に短く切りカーブさせる。出ている9ピンの輪の中に、【2】のピンを入れ閉じる。
【4】10mmパールにも9ピンを通し、同様に8mmパールとつないでから、ピアス用金具とつなぐ。
【4】10mmパールにも9ピンを通し、同様に8mmパールとつないでから、ピアス用金具とつなぐ。
自分の目線にも入るリングはボリュームアップして、テンションがあがるような動きのあるデザインに。複数の小さなパールをつなげれば、揺れるたびに指先を華やかに演出してくれる♪
材料
- 8mmパール(白)…1粒
- 5mmパール(グレー)…1粒
- 4mmパール(プラチナカラー)…1粒
- 丸カン…1個
- Tピン…3本
- リング台(カン付き)…1個
つくり方
【1】それぞれのパールにTピンを通し、ピンの先端を短く切り、丸ヤットコで丸める。
【2】丸カン小を前後に開く。(写真ではヤットコを2本使って開いているが、丸カンの片方を指で押さえてもう片方を丸ヤットコで上下に開いてもOK)
【2】丸カン小を前後に開く。(写真ではヤットコを2本使って開いているが、丸カンの片方を指で押さえてもう片方を丸ヤットコで上下に開いてもOK)
【3】【2】の丸カンをリング台のカンに通す。
【4】【1】でつくったすべてのパールパーツを【3】の丸カンに通して丸カンを閉じる。
【4】【1】でつくったすべてのパールパーツを【3】の丸カンに通して丸カンを閉じる。
チャームでアレンジ
出来上がったアクセサリーに、モチーフチャームを一つつけるだけで、同じデザインでも簡単に違った表情が楽しめます。パールと相性のよい、少し上品なデザインがマッチします。
小指の爪ほどの大きさのチャームは、さりげないアクセントに。コーディネートを考えて選ぶのも楽しい♪
3連パールピアスの、片方にはハート形チャーム、もう片方にはクロス形チャームを。
ボリュームパールリングにはフラワー形チャームを。
教えてくれたのは
五十嵐昌代さん
3種類のアクセサリーのつくり方を教えてくれたのは、めりぃさん世代の五十嵐昌代さん。「お友達が作っていたのを見て、6~7年前から私もアクセサリーづくりを始めました。最初は試行錯誤ばかりでしたが、お店の方に聞くと親切に教えてくれるので、パーツ選びでも迷いません。何よりお店みたいなアクセサリーも、コスパよく、自分の好みの長さやデザインでつくれるのが楽しいです。皆さんもぜひ、やってみてくださいね」。
五十嵐さんの作品