新年を祝うフランス菓子「ガレット・デ・ロワ」とレアスイーツ
撮影/テラサカトモコ 取材協力/釘宮佳子
構成・取材・フードスタイリング/八代恵美子(atrio)
「ガレット・デ・ロワ」は、1月6日の「公現祭」を祝って、家族や友人たちと食べるお菓子とされています。
アーモンドクリームをパイ生地で包んで、リーフや渦状の模様をつけて焼き上げます。
お楽しみの一つは、お菓子の中に隠されている、幸福を呼ぶ陶器「フェーヴ」。
切り分けたガレット・デ・ロワに、フェーヴが入っていた人は、一年間幸せが続くとされています。
手書きで施される巧みな模様コクのあるアーモンドクリームがクセになる♪
【boulangerie recolte】
ガレット・デ・ロワ/24㎝
サクサクのシンプルパイにアーモンドパウダーをたっぷり使ったコクのあるクリームが絶妙にマッチしたガレット・デ・ロワ。一切れでもしっかり味わえて、食べ応えがある。
甘くなり過ぎず、軽い食感で20㎝サイズの食べ切りサイズもうれしい
【ブランジュリ・ラ・リュンヌ】
ガレット・デ・ロワ 20㎝(左)
本場フランスのガレット・デ・ロワをアレンジ。北海道産発酵バターが練り込まれたパイとアーモンドクリームの甘さがほどよく、飽きのこない味わいに。毎年、製造が追いつかないほどの人気!
神戸のフレンチレストラン「ラ・ターチ」では、知る人ぞ知るお菓子があります。そのお菓子のためだけにお店を訪れる人もいるほどの、人気の数々をご紹介します。
ラ・ターチ パティシエ
杉本早紀さん
地元・愛媛の製菓専門学校を卒業後、神戸のセセシオンでパティシエとして5年間勤務。現在、レストラン ラ・ターチにてパティシエを務める。
今回の企画に合わせてオリジナルでつくっていただいたスペシャルなパウンドケーキ。
濃厚なチョコレート生地を、アーモンドパウダーを加えたチョコレート生地で包んだ2層仕立てで、カットしたときに歓声が上がること間違いなし!
ラズベリーとピスタチオが、見た目にも味にもいいアクセントに。
他にはない味わいに感動‼︎ 注目の二つの極上焼き菓子
「大川武士シェフがつくる料理は、素材を生かし、そのうま味を際立たせるシンプルな仕上がりのものなので、デセール(食後のデザート)も素材にこだわり、その味わいを生かしながら、見た目や食感を楽しんでいただけるように心掛けています。
定番のシンプルなお菓子であっても、味、食感、味合わせにはこだわっていますね。うちのお菓子で新しい発見や感動をお届けできたらいいなと思っています」
☎︎078-940-2077
営業時間/12:00〜13:30(L.O)18:00〜21:30 (L.O)
定休日/日曜
●特集で紹介した商品名と価格は2021年11月17日時点のものです。商品は売り切れ次第終了となります。