神奈川県内の車いす歓迎!のおでかけスポット
撮影/山田英博 構成・文/峯島由衣
撮影協力/箱根ロープウェイ
今や車いすだってどこにでも行ける時代。
行楽の秋を迎え、バリアフリーに対応している観光スポットをめりぃさん編集部が調査しました。
ポイントは、車いすでもスムーズに行動できて、家族や友人たちと同じように楽しめること!
株式会社メディケアー
中川雅貴
福祉用具専門相談員。箱根エリアのことならおまかせ。「利用者さまに安心していただけるよう、消毒や感染対策は徹底的に。接するときは、会話も重視しています」
株式会社メディケアー
尾崎奈央
入社2年目の福祉用具専門相談員。「利用者さまから見たら私は孫世代。人生の先輩として常に敬意を忘れないよう心掛けています」
おでかけ前にチェックすべきはトイレやスロープなどの設置状況
今年開催されたスポーツの祭典の影響もあってか、街の中で車いすの人を多く見かけるようになりました。
これまでは、バリアフリートイレの設置が不十分であったり、車いすでは入れない場所があったりと、家族や友人と連れ立ってのおでかけ先は限られていたようですが、最近は、バリアフリーをアピールする施設が増加。
トイレの他、エレベーターやスロープが設置されていれば、出かけられる場所がぐんと増えますね。
そこで今回は、普段から福祉用具を扱うメディケアースタッフ2人が「車いすでのおでかけ」を体験。車いすに乗っている側の目線と、車いすを操作する側の目線でレポートします。
この他、近場から関東近郊の車いす歓迎のおでかけスポットもご紹介。自粛生活が明けたら、足を運んでみてはいかがでしょうか。
富士山や芦ノ湖を眺めながら一面に広がる紅葉の中へ/箱根ロープウェイ 早雲山駅
早雲山駅から桃源台駅を結ぶ全長約4kmのロープウェイ。
ゴンドラからは大涌谷の噴気や、晴れた日は富士山や芦ノ湖が望め、まさに絶景! 早雲山の新スポット「cu−mo箱根」も要チェック。
困ったことがあったらサービス介助士の駅員のもとへ
駅も乗り場も段差なしゆったり乗れるから他の乗客への配慮も◎
早雲山からひと駅の大涌谷も車いすOK
みんなで満喫しよう!
箱根登山ケーブルカーもバリアフリー完備
フォトジェニックな展望テラスに箱根のおみやげちょっとひと息が叶う新スポット「cu−mo箱根」
箱根ロープウェイ
住所 |
神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300 |
営業時間 |
2~11月/9:00~17:00
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料金 |
早雲山駅〜大涌谷駅/¥950(片道)
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URL |
https://www.hakoneropeway.co.jp/ |