Part❶ | シェフ・ 吉田勝彦のお取り寄せスペシャリテ
撮影/志波慎寿介 文/池田 史・八代恵美子(atrio)
構成/八代恵美子(atrio)
シェフ自らがとっておきのお取り寄せ食材をセレクトし、それをもとにプロ直伝のおうちでもできる簡単アレンジ料理をご紹介します!
第6回は中国家庭料理。化学調味料を使わないヘルシー中華を提供する「ジーテン」のシェフ吉田勝彦さんに素材の味わいを生かした、からだにやさしい中華料理のコツを指南していただきました。春らしい彩りにさらに食が進みます!
「骨抜き魚の台湾風オムレツ」のレシピ
Recipe
材料(2人分)
- 銀鯛(一口大に切る)…120g
- 京にんじん(皮をむいて粗みじん切り)…20g
- 菊いも(よく洗って皮ごと粗みじん切り)…15g
- 卵…小6個
- 塩…ひとつまみ
- サラダ油…大さじ4
- 豆板醤…お好みで
【下味用】
- 塩…ひとつまみ
- 酒…小さじ1
- 白コショウ…少々
- 片栗粉…小さじ1
★つくり方
- バットに銀鯛を入れて、塩、白コショウ、酒をふりかけ、片栗粉をまぶしてなじませ、下味をつける。
- ボウルに卵を割り入れ、塩を加えて混ぜ合わせる。
- フライパンにサラダ油大さじ1をいれ、1を皮目から入れて弱火で焼く。魚に半分火が通ったら、にんじんと菊いもを加えて炒め合わせる。粗熱をとってから2に加える。
- フライパンは一度洗い、水気を取ったら、サラダ油大さじ3を入れ、強火にかけ、3を加えて、弱火にして火を通し、具を包み込むように周りの卵を内側に寄せていく。
- 卵に火が通ったら返して30秒ほど焼き、火からおろして、放射線状に切り分けで器に盛る。
卵液を入れる前に、フライパンをしっかり熱しておくのがポイント。卵がくっつきにくく成形しやすくなる。
卵は、卵黄と卵白をなじませるように溶きほぐす。泡立てすぎないことで、焼いたときに弾力のあるふっくらした仕上がりになる。
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「骨抜き魚と白菜といちごの冷菜」のレシピ
Recipe
材料(2人分)
- 白菜(2cm角に切る)…200g
- 赤イサキ…120g
- いちご(2mm幅の薄切り)…100g
- サラダ油…大さじ1
- 塩…小さじ1
- ごま油…小さじ1
A
- 塩…ひとつまみ
- 酒…小さじ1
- 白コショウ…少々
- 片栗粉…小さじ1
★つくり方
- 白菜は水洗いし、ザルにあげ、水気を切った後、ボウルに移して塩とごま油を入れる。手でもみながら混ぜ合わせ、そのまましばらく置いておく。
- 別のボウルにAを混ぜ合わせて、赤イサキを入れて和え、下味をつける。
- 熱していないフライパンにサラダ油と2を皮目から入れ、弱火で焼く。うっすら焼き色がついてきたら、裏面にも薄い焼き色がつく程度に焼く。
- 3を一口大に切り1に入れ、仕上げにいちごを加えて軽く混ぜ合わせ、器に盛る。
白菜は塩とごま油でしっかりもむことで、生でも美味しい。ぜひ覚えておきたいポイント! シャキシャキとした食感と白菜本来のうま味とを堪能できる。
いちごは必ず仕上げに軽く混ぜ合わせる。いちごの程よい酸味が魚との相性抜群! 見た目も鮮やかな仕上がりに!
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PROFILE
吉田勝彦さん
吉田風中国家庭料理「jeeten」オーナーシェフ。薬膳で夏バテが治った経験から、中華の道へ。代官山「Linka」や代々木上原「正宇治」で料理長を務め、1999年に「jeeten」をオープン。旬の国産野菜を使った化学調味料を使わない中華料理が人気で、著名人のファンも多い。
吉田風中国家庭料理 jeeten(ジーテン)
住所/東京都渋谷区西原3-2-3
☎︎03-3469-9333
営業時間/17:00~22:30
(L.O.22:00)
定休日/火曜
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●特集で紹介した商品名と価格は2022年3月17日時点のものです。商品は売り切れしだい終了となります。