めりぃさんの本棚 第2回
毎号、皆様の暮らしや生き方のお役に立つ本を3冊ご紹介していきます。
セレクト「めりぃさん」編集部
『石原洋子のことづけレシピ
家族が好きな毎日のおかず 236品』
石原洋子 著
文化出版局 本体1500円+税
材料1〜2品とおなじみ調味料を使った、白いごはんに合う毎日食べたい料理がズラリ
自宅で過ごす時間が増えたことで、料理のレパートリーの少なさをなんとかしたいという方が増えています。いつも同じ味つけになる、自分の味つけに飽きてしまった。そんなときに役立つのがこちらの本です。
材料も調味料も手に入れやすい普通のものばかりなのにおいしくできます。
この本の中で一番短いレシピの文字数はわずか25文字! 料理プロセスを読むのが面倒、何度も読み返さなければならないという悩みは不要です。
『いつでも母と』
山口恵以子 著
小学館 本体1200円+税
仲良しだった母が急速に老いて弱っていく そのとき娘はどうするのか
週刊誌「女性セブン」の好評連載「母を家で看取りました」が1冊の本に。
独身の主人公は父親の死後、母と二人三脚で暮らしてきましたが、親の老化が生活を変えていきます。
認知症・病気・入院・自宅での介護と死。日々の出来事に向き合い、怒りを覚えて落ち込んで。母と娘のありのままの姿を55歳で松本清張賞を受賞した、遅咲きの作家が綴っています。
日常は大変な日となんでもない日の繰り返しという、そんな毎日のエピソードの数々は、ご自身の大切な両親のことを思い出させてくれると思います。
『コップひとつからはじめる
自給自足の野菜づくり百科』
はたあきひろ 著
内外出版社 本体1600円+税
わかりやすいイラストと説明で 毎日食べる野菜を育てることが楽しくなる本
コロナの影響で、園芸を始めた人が増え、大変なことが多くても着実に葉を伸ばす植物に励まされた方も多かったのではないでしょうか。
別の野菜も作りたい、違う場所でも育てたい、などいずれの方にも新たな楽しみ方をわかりやすいイラストとポイントつきの説明で伝えてくれる本です。
著者は都会から田舎に引っ越し、自給自足の生活を送っています。
小さなベランダでも四季を感じながら楽しめるアイディア満載です。