おもてなしにも喜ばれる!優雅な趣味「食卓に並ぶ素敵な食器集め」
食卓を彩るのは食事そのものだけではありません。食材をのせる器、そこに美学があります。
食材を美味しそうに見せるのも、盛り付けが綺麗に見えるのも食器があってこそ。「食器」という土台があるからこそ料理をするのが楽しくなり、素敵な食卓にすることができるのではないでしょうか。
食器にはそんなパワーがあり、シニア世代になってから少しずつ食器を集めることが趣味になったという人も少なくありません。
今回は、食卓を彩る食器集めの趣味について、おすすめの食器ブランドやおもてなしなどに使える食器などもご紹介します。
食器には和食器や洋食器までたくさんの種類があります。
また、職人さんが丹精込めて作った食器やブランド食器などもあり、食器ツウな人ならブランドで揃えたり、一つ一つ色合いや形が異なる職人さんの手作りの食器に魅了される人など、食器に対する好みはそれぞれです。
ひとえに食器集めが楽しい理由とは何でしょうか?
食器そのものの色や柄を見るのが好きという人、ずいぶん昔からの趣味でコツコツ集めている人、テーブルコーディネートが好きという人や料理に目覚めたことから食器にもこだわりたい!という人まで理由も様々です。
さらに、おもてなしなどで来客があった際に「素敵な食器!」と言われたものなら、喜びもひとしお。
食器集めは、お腹も心も満たしてくれるシニア世代にとって素敵な趣味の一つと言えます。
ここでは、食器集めのポイントをご紹介します。
趣味として好きなものだけを集めるのもいいですが、ちょっとしたポイントを知っておくことで、料理やテーブルコーディネートがより楽しくなりますよ。
色や柄で合わせる
食器にはいろんな色や柄があり、好きな色や柄があってもついつい目移りしてしまいがちです。家に帰って集めた食器たちを並べてみると「なんだかバラバラ・・・」と感じた経験はないですか?
違う柄でも色が一緒だったり、色のトーンが一緒だと食卓に並べた時に統一感が出ます。
食器を購入する際は自宅にどんな食器があったか思い浮かべたり、どんなものが必要かを事前にリスト化しておくと、上手にコーディネートすることができます。
よく作る料理の種類で決める
日頃よく作る料理に合わせて食器を集めることで出番も多くなります。和食を作ることが多い人は和食器、洋食なら洋食器を中心に集めるのがオススメ!
せっかく買った素敵な食器、たくさん使いたいですよね。
【和食器を選ぶポイントとは?】
和食器は洋食器と違い、手に持って食べる習慣があります。なので、手に持った時の質感や持ちやすさを重視して買うことがポイントです。
また、和食の特徴である定食では、メインの料理プラス小鉢がいくつか付いてくるパターンがありますが、家庭の食卓でも小鉢系の大きさの食器は重宝します。大皿が決まったら、それに合わせた質感のものや色、サイズ感のバランスなどを考えて小鉢食器を選びましょう。
【洋食器を選ぶポイントとは?】
洋食器にはディナー皿、サラダ皿、パン皿などがあります。厚みのある和食器と違って洋食器は薄いプレートになっているものがほとんどです。
また、手に持って食べないことも和食器との大きな違いなので、食卓のメインに置く大皿のプレートは日常にもおもてなしにも重宝します。
大皿プレートは、朝食時のワンプレートとしても活躍しますし、ディナー時の盛り皿としても活躍します。さらに、同じ種類の取り皿が数枚あると便利です。
そして、大皿プレートと同様に深めのプレートも、パスタやカレー、スープなどのメニューで使用頻度が高いので、同じ種類で揃えておくと良いでしょう。
洋食器は白ベースのものが多い上に花や葉、縁取りの柄なども多数あり、食卓に華やかさを添えてくれます。基本的には同じ柄のもので大皿からカップ&ソーサーまで揃えておくと、食後のティータイムまで楽しく過ごせそうですね。
それでは、ここでシニア世代におすすめの食器ブランドを和食器、洋食器に分けてご紹介します。
ぜひ、食器コレクションにプラスしてみてくださいね。
おすすめの和食器3選
1. 白山陶器
和食器でありながらもモダンなデザインで洋食を盛り付けてもサマになる和食器ブランドです。白山陶器は400年以上も続く老舗のブランドで、暮らしにしっくり馴染むものづくりをコンセプトに掲げています。毎日の食卓を飾る食器として活躍すること間違いなしです。
2. KIRIDAME
切溜(KIRIDAME)とは、元々日本で使われていた由緒正しき漆の重箱のことで、古くから台所道具として伝えられているものです。現代っぽくアレンジしているKIRIDAMEですが、傷がつきにくい乾漆を使用してトレーをお皿代わりにして使用することも可能です。箱の部分にサラダやちらし寿司などを盛り付けて、トレーは違う料理を盛り付けて並べても統一されていて綺麗です。
3. 銀座 日々
一つ一つ丁寧に作られた和モダンな食器ブランドです。
シンプルなのにこだわった作品は、どこのお店にもないデザインでワンランク上の食卓を彩ることができます。お皿以外にもフラワーベースなど、器の種類が豊富に揃います。
おすすめの洋食器3選
1. ビレロイ&ボッホ
繊細なデザインと主張しすぎない柄がセンスを感じるブランドです。自然を感じる草花から都会的なデザインまで種類が豊富で、どれもスタイリッシュなのに個性的な雰囲気が漂う食器が揃っているので、おもてなしの食器としても最適です。
2. ノリタケ
知る人ぞ知るノリタケの洋食器はもうすでにいくつも持っている人は多いのではないでしょうか。これから食器集めを始める人には、一つは持っておいて欲しい洋食器の代表的なブランドです。色鮮やかな柄や優しい印象の柄まで揃い、お皿であれば縁に沿った柄の配置で上品さが伺えます。どれも飽きのこないデザインや柄で、長く使えるものばかりです。
3. グスタフスベリ
個性的なデザインが特徴的ですが、どこか温かみも感じるブランドです。
花や葉の柄でも繊細というよりはダイナミックな印象です。パスタやシチューなどカジュアルな洋食で食卓を飾りたい時や大人数の家族で揃う時などのおもてなしにおすすめの食器です。
食器集めの理由は人それぞれですが、根本には料理があると思います。
料理を美味しく見せてくれる食器があるからこそ、料理にも力が入るものです。また、良い食器があるから料理をもっと頑張ろうと料理教室に通う人も中にはいます。
食器集めの趣味が、料理好きにもなれば趣味も増えて一石二鳥ですよね。
食器はお腹も心も満たしてくれ、それによって人生も豊かにしてくれることにつながる素敵な生活用品と言えます。