生けて、干して2度楽しめる!ドライフラワーのつくり方
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撮影/阿部吉泰 取材・文/入江由記
花瓶に生けた花をドライフラワーにして、2度楽しんでみませんか?
ちょっとしたポイントを押さえるだけで、簡単に素敵なドライフラワーがつくれます。
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宮崎いくみ さん
みやざき・いくみ●フラワーコンシェルジュ。フラワー装飾技能士1級。フランス国家検定DAFA1級。花のアトリエ&レッスン「ビアンカキャンディ」主宰。
キレイにつくるコツはタイミングと乾かし方
「花瓶に生けた花を長く楽しむのも素敵ですが、生花の色が鮮やかなうちにドライフラワーにすれば、美しいまま2度楽しむことができます」と、フラワーコンシェルジュの宮崎いくみさん。
ドライフラワーをキレイにつくるポイントは、水を抜くタイミングと乾かし方だと言います。
「大切なのは乾燥させる時間です。花がいたんでしまう前に短時間で水分を抜くためにも、できるだけ風通しがよく涼しい場所に吊るして、しっかり乾かしましょう。吊るしながらインテリアとして楽しめるのも、ドライフラワーの魅力です」
生けて楽しんでからでもできる
キレイが長く続くつくり方
生花を楽しんだ後は、花がいたむ前にドライフラワーに。
吊るすだけでできるから、つくり方もとっても簡単です。
花の色が鮮やかなうちにドライフラワーに
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生花の色が悪くなってからでは、美しいドライフラワーはつくれません。
キレイな状態で2度楽しむためにも、色が鮮やかで元気な状態の間にドライフラワーに。ただし、蕾の状態では水分が抜けにくいため、完全に開いてから。
かすみ草やあじさいはドライインウォーター法も
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少量の水に花をさし、少しずつ蒸発させていくことで水分を抜いていく方法です。
かすみ草やあじさいに向いており、花瓶に飾りながらドライフラワーにすることができます。ただ完成までに時間がかかるため、花の種類によっては腐らせてしまうことがあるので、注意が必要です。
風通しのよい涼しい場所に吊るして乾燥させる
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水に浸かっていた部分を切り落として余分な葉を取り除き、1本1本ピンチなどで吊るせば準備完了です。
花がいたむ前に短時間で水分を抜くためにも、風通しがよく涼しい場所に吊るすのがコツ。約1〜2週間で完成します。
花束のまま吊るして乾かすときは……
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準備する道具は3つだけ。小花やグリーンを選べば、失敗の心配もなし。水を毎日替える手間もなく、お手入れもとってもラクです。
ぜひ好みの花材で素敵なドライフラワーを楽しんで。
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リモニウムやミモザ、ラベンダーなどの小花を選べば、乾燥も早く失敗もなし。秋にはパンパスグラスやススキなどふわふわした穂も可愛くておすすめです。アナベルやユーカリの葉などグリーン系のものはスタイリッシュでおしゃれな印象に。
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特別な道具は必要ありません。準備するのは、水に浸かっていた部分を切り落とすはさみ、花を吊るすための紐とピンチだけ。
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お気に入りのドライフラワーは、つい何年も飾り続けてしまいたくなるもの。ただ、乾燥させた花は半年から1年で色があせて全体的に茶色っぽくなってしまいます。花の色を楽しむなら、色があせてきたと感じる前に新しいものに交換を。
飾り方をアレンジすればぐんとおしゃれに!
部屋が華やぐ楽しみ方いろいろ
一輪挿しにさしたり、フレームなどに入れて壁に飾ったりするとまた違った印象に。
リースやスワッグにするのも華やかでおすすめです。
リースやスワッグにして壁に飾る
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木の実などはまとめてガラスの瓶に
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小瓶や一輪挿しに飾る
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花びらをフォトフレームに
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