ゆらぎ肌対策|季節の変わり目におすすめの食材とスキンケア
季節の変わり目は「ゆらぎ肌」になりやすい時期。ゆらぎ肌とは、肌が乾燥してカサカサする、化粧品がしみてヒリヒリするなど、一時的に肌が敏感になっている状態を指します。
ゆらぎ肌の原因は花粉や大気汚染、気温差などさまざま。肌にゆらぎを感じるときは、スキンケアや食生活を工夫して肌の調子を整えるのがおすすめです。
今回は、ゆらぎ肌対策におすすめのスキンケア方法や食事方法についてご紹介します。
冬の終わりから春にかけては、肌の大敵である「5K」に注意が必要です。5Kとは次の5つを指します。
・乾燥
・強風
・花粉
・黄砂
・気温差
空気が乾燥して肌がカサカサする。花粉や黄砂が強風にのって肌に付着する。気温差で体が冷える…。このように、冬から春にかけては、肌や体の不調を引き起こすさまざまな要因が発生する季節です。
加えて、女性の肌の皮脂分泌量は、成人後、加齢とともに少しずつ減少していきます。皮脂は肌の表面に膜を作り、水分を閉じ込めてうるおいを守る働きがあります。したがって、皮脂量が少ない中高年女性の肌は、水分量が減少して乾燥しやすい状態といえます。
また、乾燥によって肌のバリア機能が低下することで、肌が外部からの刺激に敏感になってしまうことも。花粉や黄砂など外からの刺激が多い時期は、特にしっかり対策をして肌をいたわりたいですね。
ゆらぎ肌対策には次の3つを意識したスキンケアがおすすめです。
・保湿
・低刺激
・紫外線対策
中高年女性のゆらぎ肌では、肌が乾燥して敏感になっていることが多いため、まずは低刺激のスキンケア化粧品で肌を保湿し、健康な状態に保てるようにしましょう。
健康な肌とは、水分と油分のバランスが整っている肌です。洗顔後のスキンケアでは、保湿成分を含む化粧水で水分を補給した後、乳液やクリームで油分を補い、肌に蓋をしてうるおいを逃さないようにするのが基本です。
スペシャルケアとして、保湿成分を配合した美容液を使うのもよいでしょう。低刺激の保湿成分として代表的なものには「セラミド」「ヒアルロン酸」「天然保湿因子(NMF)」などがあります。
また、紫外線を多く浴びると肌の乾燥が進む他、シミやシワ、たるみなどの原因にもなります。春は紫外線が一気に増える時期。紫外線対策には日焼け止め化粧品を塗ることに加え、帽子や日傘などもあわせて活用するとより効果的です。
ゆらぎ肌のケアには、栄養バランスの良い食事も大切です。肌の土台となるタンパク質や、美肌づくりに役立つビタミン類、血流を改善する鉄分などをバランスよく摂りましょう。
カボチャやブロッコリー、ジャガイモには抗酸化作用のあるビタミンCが豊富に含まれており、紫外線が強くなる季節におすすめの食材です。
春が旬の新タマネギもおすすめ。タマネギには血流を促進する硫化アリルが含まれています。体の冷えも肌の乾燥につながるため、気温差が大きい春は、血流を良くする食材やあたたかい料理を意識して摂り、体を冷やさないように気をつけましょう。
健やかな肌を保つためにおすすめの料理が、あたたかいカボチャのポタージュスープです。
カボチャはβカロテンやビタミンC、ビタミンEを豊富に含む食材。βカロテンは体内でビタミンAに変換されます。ビタミンA・C・Eはいずれも抗酸化作用があります。牛乳を加えることでタンパク質も補給できます。
<材料>(2人分)
・カボチャ 1/8個
・タマネギ 1/4個
・牛乳 1.5カップ
・水 1カップ
・コンソメ 1個
<作り方>
- カボチャは皮と種を取り除き、さいの目に切る。タマネギは皮を取り除いてみじん切りにする。
- 鍋に水、カボチャ、タマネギ、コンソメを入れて火にかけ、野菜が柔らかくなるまで煮る。
- 粗熱がとれたらミキサーに入れ、牛乳を加えてかくはんする。
- 鍋に戻し、弱火であたためてからお皿に盛りつける。好みで黒こしょうやパセリを散らして完成。
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ゆらぎ肌対策にぴったりの栄養素豊かな食材をご紹介しますので、ぜひお試しください。
肌の調子は季節や年齢、ストレス、体調などによって変わるもの。だからこそ、その時の自分に最適なケアをして、いつも調子の良い肌を保ちたいですね。
ゆらぎ肌が気になる時は、自分の肌質に合うスキンケアやバランスの良い食事に加え、良質な睡眠、適度な運動も大切です。花粉や気温差などの5Kは体調にも影響を与えやすいため、トータルケアをして肌と体をいたわりましょう。