いま気になる カルチャー・トピック
BOOK
黄色い家
著・川上未映子 中央公論新社 2,090円
十七歳の夏、親もとを出て「黄色い家」に集った少女たちは、生きていくため犯罪に手を染めていく−−お金と愛に飢えた少女の視点を通して、生きるため、居場所を得るための「犯罪」を読者は追体験することになります。主人公・花の行く末に目が離せなくなること間違いなしです。
ひとり老後、賢く楽しむ(だいわ文庫)
著・岸本葉子 大和書房 814円
著・岸本葉子 大和書房 814円
エッセイスト・岸本葉子さんがさまざまな立場にいる50〜90代の方々にインタビューを実施。お金、家、健康、その先にある孤独など、老いにまつわる数々の不安に向き合っている人たちの話は、老後を考える際の参考になるだけでなく、その率直な言葉に気持ちが軽くなります。持ち運びに便利な文庫版。
誰でもできるのにほとんどの人がやっていない 科学の力で元気になる38のコツ
著・堀田秀吾 アスコム 1,540円
「ストレスを減らしたい時は、顔がくしゃくしゃになるくらいの“フェイク・スマイル”を」など、科学的に効果が認められている、どんな状況でも実践しやすい38の「元気になるコツ」を紹介。何となく元気がでない…というときに、人生を前向きに生きるためのヒントをこの本から探ってみては。
著・堀田秀吾 アスコム 1,540円
「ストレスを減らしたい時は、顔がくしゃくしゃになるくらいの“フェイク・スマイル”を」など、科学的に効果が認められている、どんな状況でも実践しやすい38の「元気になるコツ」を紹介。何となく元気がでない…というときに、人生を前向きに生きるためのヒントをこの本から探ってみては。
MOVIE
パリタクシー
愛想もなく、免停寸前。パリの“崖っぷち”タクシー運転手が、92歳のマダム・マドレーヌを乗客として迎える。彼女は終活の寄り道として、人生を過ごしたパリを横断したいと依頼。寄り道をするたびに、マドレーヌの過去が明らかになっていき…。
全国公開中
監督/脚本:クリスチャン・カリオン
出演:リーヌ・ルノー、ダニー・ブーン
エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
親の介護に反抗期の娘、頼りにならない夫…。お金と家族の問題を抱えた普通の“おばさん”エヴリンがヒーローになってマルチバースとカンフーで世界を救う⁉️ 気鋭の映画制作・配給スタジオA24が新たに送り出すアクション・エンターテイメント。
全国公開中
監督/脚本:ダニエルズ
出演:ミシェル・ヨー、キー・ホイ・クァン、ステファニー・スー、ジェイミー・リー・カーティス
© 2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.
親の介護に反抗期の娘、頼りにならない夫…。お金と家族の問題を抱えた普通の“おばさん”エヴリンがヒーローになってマルチバースとカンフーで世界を救う⁉️ 気鋭の映画制作・配給スタジオA24が新たに送り出すアクション・エンターテイメント。
全国公開中
監督/脚本:ダニエルズ
出演:ミシェル・ヨー、キー・ホイ・クァン、ステファニー・スー、ジェイミー・リー・カーティス
© 2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.
銀河鉄道の父
いまも作品が世界中で愛されている宮沢賢治。じつは賢治はダメ息子だったという視点から宮沢家の人々を描き、直木賞を受賞した「銀河鉄道の父」(著/門井慶喜)を映画化。劇中の人と人との触れ合いを通じて、家族について改めて考える機会になるのでは。
2023年5月5日(金・祝)公開
監督:成島出
出演:役所広司、菅田将暉、森七菜、豊田裕大
TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開
©2022「銀河鉄道の父」製作委員会
EVENT 春のお出かけに! 全国おすすめ美術館MAP
1 ケアリング/マザーフッド:
「母」から「他者」のケアを考える現代美術
身近にあって、誰もが必要とするにもかかわらず、ケアの役割とその担い手の存在は長らく不可視化され、自己責任化させられてきました。ケアを担う「誰か」はどのような「人間」で、どのような「つながり」のなかにあるのか―15組による現代美術作品や関連プログラムを通して、ケアについて考える展覧会です。
会期:2023年2月18日(土)~5月7日(日)
会場:水戸芸術館 現代美術ギャラリー
開場時間:10:00〜18:00(入場は17:30まで)
休館日:月曜日
ホン・ヨンイン《アンスプリッティング》2019年
「母」から「他者」のケアを考える現代美術
身近にあって、誰もが必要とするにもかかわらず、ケアの役割とその担い手の存在は長らく不可視化され、自己責任化させられてきました。ケアを担う「誰か」はどのような「人間」で、どのような「つながり」のなかにあるのか―15組による現代美術作品や関連プログラムを通して、ケアについて考える展覧会です。
会期:2023年2月18日(土)~5月7日(日)
会場:水戸芸術館 現代美術ギャラリー
開場時間:10:00〜18:00(入場は17:30まで)
休館日:月曜日
ホン・ヨンイン《アンスプリッティング》2019年
2 部屋のみる夢 ―
ボナールからティルマンス、
現代の作家まで
この展覧会では、19世紀の室内画から、ステイホーム以降の感覚を反映した現代の作家の作品まで、平穏と閉塞感が隣り合わせな「部屋」にまつわるさまざまな表現に注目します。パンデミック以降、多くの時間を過ごすことになった「部屋」について、改めて思いを巡らせるきっかけになるのでは。
会期:2023年1月28日(土)~ 7月2日(日)
会場:ポーラ美術館
開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:会期中無休
ヴィルヘルム・ハマスホイ
《陽光の中で読書する女性、ストランゲーゼ30番地》 1899 年 ポーラ美術館
ボナールからティルマンス、
現代の作家まで
この展覧会では、19世紀の室内画から、ステイホーム以降の感覚を反映した現代の作家の作品まで、平穏と閉塞感が隣り合わせな「部屋」にまつわるさまざまな表現に注目します。パンデミック以降、多くの時間を過ごすことになった「部屋」について、改めて思いを巡らせるきっかけになるのでは。
会期:2023年1月28日(土)~ 7月2日(日)
会場:ポーラ美術館
開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:会期中無休
ヴィルヘルム・ハマスホイ
《陽光の中で読書する女性、ストランゲーゼ30番地》 1899 年 ポーラ美術館
3 トリック×イリュージョン!
美術家たちにより、人間の視覚の不確かさや無意識のうちに抱く先入観と固定観念を逆手に取ることで生み出されてきた表現に注目。古今東西さまざまな手法によってつくられた錯覚や幻想的イメージに満ちた絵画や彫刻、映像、メディア・アートなど約70点が一堂に会します。
会期:2023年4月22日(土)〜6月11日(日)
会場:北海道立近代美術館
開館時間:9:30〜17:00(入場は16:30まで)
休館日:月曜日
上田薫《なま玉子 B 》 1976年 東京都現代美術館蔵
美術家たちにより、人間の視覚の不確かさや無意識のうちに抱く先入観と固定観念を逆手に取ることで生み出されてきた表現に注目。古今東西さまざまな手法によってつくられた錯覚や幻想的イメージに満ちた絵画や彫刻、映像、メディア・アートなど約70点が一堂に会します。
会期:2023年4月22日(土)〜6月11日(日)
会場:北海道立近代美術館
開館時間:9:30〜17:00(入場は16:30まで)
休館日:月曜日
上田薫《なま玉子 B 》 1976年 東京都現代美術館蔵
4 マティス展
アンリ・マティス《赤の大きな室内》
1948年 ポンピドゥー・センター/国立近代美術館
Centre Pompidou, Paris, Musée national d’art moderne-Centre de création industrielle
フォーヴィスム(野獣派)の中心人物で20世紀を代表する画家、アンリ・マティスの日本では約20年ぶりとなる回顧展。絵画、彫刻、ドローイングから、晩年の傑作・南仏ヴァンスのロザリオ礼拝堂に関する資料まで、各時代の代表的な作品約150点を通して巨匠の光と色彩の冒険をたどります。
会期:2023年4月27日(木)~ 8月20日(日)
会場:東京都美術館 企画展示室
開室時間:9:30~17:30、 金曜日は20:00まで
(入室は閉室の30分前まで)
休室日:月曜日、7月18日(火) ※ただし、5月1日(月)、
7月17日(月・祝)、 8月14日(月)は開室 ※日時指定予約制
アンリ・マティス《赤の大きな室内》
1948年 ポンピドゥー・センター/国立近代美術館
Centre Pompidou, Paris, Musée national d’art moderne-Centre de création industrielle
フォーヴィスム(野獣派)の中心人物で20世紀を代表する画家、アンリ・マティスの日本では約20年ぶりとなる回顧展。絵画、彫刻、ドローイングから、晩年の傑作・南仏ヴァンスのロザリオ礼拝堂に関する資料まで、各時代の代表的な作品約150点を通して巨匠の光と色彩の冒険をたどります。
会期:2023年4月27日(木)~ 8月20日(日)
会場:東京都美術館 企画展示室
開室時間:9:30~17:30、 金曜日は20:00まで
(入室は閉室の30分前まで)
休室日:月曜日、7月18日(火) ※ただし、5月1日(月)、
7月17日(月・祝)、 8月14日(月)は開室 ※日時指定予約制
5 鹿児島県霧島アートの森
「新年度コレクション展」
鹿児島県湧水町の栗野岳中腹・標高700メートルに位置する「霧島アートの森」は自然のなかで芸術作品を鑑賞することができる野外美術館。国内外の造形作家がこの地を訪れて、自然や歴史的・文化的な特徴を生かしながら構想したオリジナルの作品が設置されています。4月21日(金)から「新年度コレクション展」が開催されます。
会期:2023年4月21日(金)〜6月25日(日)
会場:霧島アートの森 アートホール
開館時間:9:00~17:00 (入園は16:30まで)
休館日:月曜日(ただし5月1日は開園)
《シャングリラの華》草間彌生
「新年度コレクション展」
鹿児島県湧水町の栗野岳中腹・標高700メートルに位置する「霧島アートの森」は自然のなかで芸術作品を鑑賞することができる野外美術館。国内外の造形作家がこの地を訪れて、自然や歴史的・文化的な特徴を生かしながら構想したオリジナルの作品が設置されています。4月21日(金)から「新年度コレクション展」が開催されます。
会期:2023年4月21日(金)〜6月25日(日)
会場:霧島アートの森 アートホール
開館時間:9:00~17:00 (入園は16:30まで)
休館日:月曜日(ただし5月1日は開園)
《シャングリラの華》草間彌生
6 特別展「毒」
「毒」はヒトを含む生物に害を与えるものとして一般的に理解されていますが、薬効を持つもの、受け手によって毒性が変わるものなどひと言で「毒」と言ってもさまざまな様相があります。毒と生物との関係性を通して、自然界の驚きの一面を知るとともに、現代社会を生きるヒントまで得られるかもしれません。
会期:2023年3月18日(土)~5月28日(日)
会場:大阪市立自然史博物館ネイチャーホール
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(ただし5月1日は開館)
「毒」はヒトを含む生物に害を与えるものとして一般的に理解されていますが、薬効を持つもの、受け手によって毒性が変わるものなどひと言で「毒」と言ってもさまざまな様相があります。毒と生物との関係性を通して、自然界の驚きの一面を知るとともに、現代社会を生きるヒントまで得られるかもしれません。
会期:2023年3月18日(土)~5月28日(日)
会場:大阪市立自然史博物館ネイチャーホール
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(ただし5月1日は開館)