突然ですが、カラーセラピー（colortherapy）ってご存知ですか？
直訳すると色彩治療。
治療と聞くと大げさなイメージを持つかもしれませんが、実はとても身近で人生の役に立つ存在。
色を使って自分の考えや悩み、感情に気付くメンタルケアのひとつです。色の力で心を癒やすと、今注目されています。

自分自身のことって分かっているようで、実は分からないことが意外と多いもの。
知らないうちにストレスをためていたり、そもそもストレスの原因が分からなかったり…。
日々の生活が忙しいと、それらの解決を後まわしにしたり、感情や悩みを見逃したりしがちになるからです。
そんな、些細だけれどたまるとやっかいな感情や悩みを、色の力を借りてケアします。
カラーセラピーは、心の奥にある深層心理を探り、自分でも気が付いていなかった感情や抱えている問題と向き合うことができます。

日本でも徐々に知られてきていますが、欧米では自分自身の立ち位置を確認する方法として定着しています。

「何か新しいことを始めたい！」「自分が本当に進みたい方向は？」「今あるストレスを解消するには？」など、あらゆるシーンで気軽に取り入れています。
主に、カラーボトルやカラーボードを使いカウンセリングが行われます。

そこでその時の季節や行事などに合わせて「お守りカラー」をご紹介します。

心をポジティブで軽やかにしてくれる、進みたいと思った時にやさしく背中を押してくれる「お守りカラー」を味方にして、人生を楽しみましょう。

色には意味がある！

私たちの周りにはさまざまな色があります。
身にまとう色、食べる色、癒やす色、塗る色、人の安全を守る色などです。
そんな色を目にすると、知らないうちにワクワクしたり、やる気が出たり、気持ちが落ち着いたりします。
「あの色を見るとなんだから癒やされる」「ホッとする」なんて経験、ありませんか？
心を落ち着かせる色や活動的になる色など、色が心に与える影響はさまざまな研究によっても明らかになっています。

また、「最近あの色が気になる」「近頃同じ色の物ばかり買ってしまう」なんてことないですか？
この、“気になる色”こそ、今のあなたの深層心理が反映されたものなのです。
新しいことを始めたい、なぜか頭の中がスッキリしない、やりたいことがあるのに一歩踏み出せない…など、今抱えていることや心の奥で思っていることが“気になる色”として現れます。

この自分自身が出す信号をしっかりキャッチし、自分の気持ちに気付いてあげましょう。
忙しい日々の中で渋滞している気持ちや、自分でも分からない心の奥の思い=潜在意識を客観的に見て交通整理する。
今“気になる色”を通じて、今の自分を確認しましょう。

初回は「水色」について。
おうち時間が増えている昨今、ご自宅の住居空間はもちろん、自分の気持ちを整理する時間にするのはいかがでしょう。水色は、片付け作業に最適な色なのです。

６月のお守りカラー／水色の効果

梅雨の時季は、出かけられない日が多くなります。晴れの日が少なく洗濯物が乾かない、髪がまとまらない、なんて憂うつになることも。
そんな時今こそ、身近な空間を充実させることに時間を費やしてみませんか。
先伸ばしにしていた場所の片付けや部屋の奥にしまっていた物の整理をするだけでなく、自分の気持ちにも耳を傾けてみる機会としてもいいでしょう。

片付けや整理を後押ししてくれるお守りカラーの水色には、浄化・清潔・整理などの意味があります。
身の回りが片付いたことで、自分に必要なものが見えてくることも。
知らず知らずに身にまとっていたけれど、実は自分にとって必要ではなかったと気付くことができ、それによって新しい自分自身と出会えるかもしれません。

お守りカラーは、身につけると効果がアップ。意識するだけでもＯＫです！　
ネイルやファッションアイテムで取り入れたり、お部屋に水色の花を飾って日々目に触れるだけでも効果があります。

水色を意識しておうち時間を充実させると、梅雨が明けたあとの外出もいつも以上に楽しみになりそうですね。
次回は、梅雨が明けて、さぁ活動するぞ！と思うあなたに、活動をサポートするお守りカラーをお伝えします。

撮影協力／OMD　チャームスティックジェル（SEVEN BEAUTY）

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