必要なものだけと生きていく生活へ!シニア世代がするべき断捨離とは?
なかなか捨てられず、気付いたらモノがこんなに溢れている・・・
捨てるのがもったいない・・・
「モノを大切に扱う」ことを教えられてきたシニア世代では、断捨離ができずに困っている人も多いのではないでしょうか。
長年生きていると、衣類や日用品、その他細々したものが増え、捨てるタイミングを失うと収納にも困りますよね。
定期的に断捨離をする癖をつけておくと、本当に必要なものだけが残り、気持ちもすっきりします。
今回は、シニア世代がする断捨離のポイントや進め方を中心にご紹介していき、必要なものとだけ生きて行く生活へシフトしていけるようにアドバイスしたいと思います。
一気に断捨離をするとなると、気が滅入りますよね。
そんな時は、1日1断捨離がおすすめ!1日に1回断捨離するものを決めておくということです。
例えば、「今日は衣類」「今日はキッチン周り」など、日ごとに断捨離するカテゴリーを決めておくと頑張りすぎない断捨離ができ、結果全てのものを断捨離してすっきりさせることができます。
全てのものを断捨離しようとすると1日がかりでは済まない場合もあり、中途半端に終わってしまうのは嫌ですよね。ぜひ、この「1日1断捨離」を取り入れてみてください。
断捨離は人それぞれ考え方が違います。
ものを捨てることに対して「もったいない」と思う世代は、圧倒的にシニア世代が多く、戦時中や戦後を経験した人にとっては断捨離という概念がありません。ですので、断捨離がどれだけ生活において大事かということを、まず知る必要があります。
安心・安全に暮らすことができる
家庭にモノが溢れていると、収納できずに歩く場所に置いてしまうこともあり、足腰の筋力が年々弱くなってくるシニア世代にとっては危険です。
まだまだ大丈夫!と思っていても、片付ける癖を今つけておかないと、危険度は上がっていく一方です。断捨離をすることで移動する場所もすっきりすることから、安心して生活をすることができるでしょう。
何がどこにあるかすぐにわかる
年を重ねていくと記憶力もだんだんと低下していきます。
断捨離において必要なもの・不要なものとに分けることができると、何がどこにあるかすぐにわかります。モノが溢れていると探す時間もかかり、さらに他のものまで散乱してしまうことにもなりかねないので、断捨離にはメリットがあると捉えてほしいと思います。
部屋がすっきりして健康にもいい
断捨離をすることで不要なものがあった場所に収納スペースができるため、見える場所に置いていたものを収納することができます。
お部屋もすっきりして綺麗に見えるので、急な来客があっても慌てなくて済みますし、何より自分の気持ちがすっきりします。
また、断捨離をすることは健康にもいいってご存知でしょうか?
必要なもの・不要なものに分ける作業をすることで頭を使うので、脳が働きます。自分で見て、考えて、判断するということは頭の体操になり、とても大事なのです。
そして、見える場所にモノを置いていると、ホコリが溜まって健康上よくありません。断捨離をすることで収納スペースの確保による収納が可能なため、ホコリやダニなどのハウスダストを回避することができます。
ここでは、シニア世代が断捨離をすることにおいての知識をご紹介します。
断捨離を決行する上での知識があるのとないのとでは進め方も変わってくるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 思い出の品は見返さないものは捨てる
- 「いつか使うかも」というものは捨てる
- 全て出して必要・不必要に分ける
- 2年使っていないものは今後も使わない
- 形見として残しておきたいものは残す(ジュエリーなど)
- リサイクルに出せるものは残す
- 久々に見て「やっぱり素敵」と思わないものは捨てる
- 短時間集中で気持ちがブレないようにする
シニア世代は思い出の品も多く、久々に見てみると懐かしくなって捨てるのに躊躇することもあると思いますが、今後見返さないであろうものはきっぱり捨てることが断捨離において大事なことです。
今後見返さないけれど大切なジュエリーや後世に受け継いでいきたいもの、リサイクルに出せそうなものは残しておきましょう。
前述でもご紹介したように断捨離の大きなポイントは必要なものと不要なものとに分けることから始まります。
そして、断捨離を進めていく中で「これはまた使うかもしれない」というシニア世代の特徴とも言えるもったいない精神が沸々と出始めると思いますが、「また使うかもしれないもの」は使わないものに分類されます。
もったいないという精神がある以上、どんどん「必要かもしれないもの」が増えて結局断捨離することができなくなることを知っておきましょう。
きっぱり必要なものと不要なものに分けることで、自分にとって本当に何が必要なものなのかが見えてきます。その中で、自分が大切にしてきたものやこれから大切にするべきもの、買い足すべきものが見えてくることにつながっていくのです。
例えば、衣類の断捨離をした場合、自分の好みのテイストを改めて再認識することができます。これから衣類を買い足していく際にも、必要となった衣類に合わせるものを選んで不要なものを買わなくて済みます。
シニア世代の断捨離についてご紹介しました。
やはり、ものを捨てるという習慣が薄いシニア世代にとっては、断捨離できっぱり捨てていくという行為は難しいかもしれませんが、住まいを整える、今後の人生を豊かに生きるという意味でも断捨離という行為はとても大事です。
自分にとって必要なもの・不要なものを知ることで、自分自身が本当に好きなものや大事にしたいものが見えてきます。新しい発見もあるかもしれません。
一気にやってしまおうとすると成功しない可能性が高いので、1日1回断捨離する場所を決めて、短時間で集中して判断することをおすすめします。ぜひ、断捨離を成功させて暮らしを豊かにしてみてはいかがでしょうか。