コツを押さえてキレイに染める!白髪染めのポイント
プラチナエイジの悩みの一つ、白髪染め。これまで美容室で白髪染めをしていた方も、なかなか美容室に行けない日々が続いていますよね。
「白髪も増えてきたし、自宅で染めたいけどうまくできるか不安…」
というプラチナエイジのために、今回は自宅で綺麗に白髪染めができるコツをご紹介します。
市販の白髪染めには以下の種類があります。
- ヘアカラー
細かいところまでしっかり染まり、長持ちする特徴がありますが、髪へのダメージが強いのがデメリットです。刺激が強いので、血液疾患や腎臓疾患がある方は避けた方が無難です。
- ヘアマニキュア
髪の表面だけを染めるので、髪自体へのダメージが少ないのが特徴ですが、ヘアカラーよりも色落ちが早く、またすぐに染めなければいけないのがデメリットです。色持ちは3週間〜約1か月と言われています。
- ヘアカラートリートメント
ダメージが少なく、何度か連続して使うと全体的にきれいにかつ自然に染まっていきます。全体的に白髪が気になる方には向いていますが、何回か断続的にしなければいけません。
- 一時着色製品
その名のとおり、一時的に白髪を染めるものです。髪の表面だけに塗布して、シャンプーで落ちるようになっており、スプレータイプやマスカラタイプなどがあります。急用ができた時のために所持しておくと便利です。
白髪染めでよく使用されているのがヘアカラーです。薬剤のタイプも様々で、泡タイプ、クリームタイプ、液状タイプがありますが、どのように染めたいかで選ぶのがおすすめです。
しっかり染めたい方は泡タイプや液状タイプ、生え際など部分的に染めたい方はクリームタイプが良いでしょう。また、白髪染めが初心者の方はきれいに手早く染めることができる泡タイプがおすすめ。1剤と2剤を混ぜる手間や色ムラを防ぐとともに髪をブロッキングする手間がなく、そのまま髪に塗布して広範囲を均一に染め上げることができます。
ただ、泡タイプは髪に塗布したあとは髪に馴染んでいくのでわかりにくいため、生え際のリタッチカラーには向いていません。
どの染め方で白髪染めをするか決まったら、次は実際に染めていく準備をします。自宅でもやり直しはできないので、一回できれいに白髪染めができるコツをご紹介します。
1.記載の放置時間よりもプラス5分がポイント
白髪染めを自宅ですると、すぐに色落ちしてしまうイメージがある方も多いと思います。長持ちするものも中にはありますが、プロの美容師がしていない以上どうしても色落ちしやすくなる可能性は高くなります。
そこで、市販のもので色持ちを良くするには、放置時間を記載の時間プラス5分程度長く置くことでしっかり染まって、色がすぐに抜けるのを防ぐことができます。
2.白髪が目立っている部分から塗り始める
白髪染めをする際には白髪がもっとも目立っているところから染めていくのがポイントです。白髪は黒い髪よりも染まりにくい性質なので、目立ちやすい生え際などから塗布して時間を置くことでしっかりきれいに染まります。
3.根元に塗布する際はゴシゴシと押し付けるように
根元に塗布する際には、ブラシをとかしていくのではなく、細かくゴシゴシと押し付けることで内側までしっかり染めることができます。さらに、ブラシにつける液の量は、記載の量よりも少なめにすることがポイント!液だれの心配もなく経済的にもおすすめですよ。
4.根元から毛先まで強弱をつけて塗布する
しっかり塗布したいのは白髪が現れやすい根元です。根元をゴシゴシ押し付けるように塗布したあとは、長い白髪があれば耳下あたりまでブラシを通します。そこから毛先までは順不同にブラシでとかしていきます。
根元はしっかりと、毛先まではグラデーションをつけるように手早く強弱をつけながら塗布していくのがポイントです。
ここで豆知識!
美容室でも塗布後は髪全体を温めることがありますが、自宅でもしっかり染めたい時は、染め終わったらドライヤーで全体的に温めたり、そのまま入浴して温めると有効的です。
5.白髪染め終了後のヘアケアが重要
白髪染めに限らずヘアカラー後直後から1週間程度は髪へのダメージが大きく、色も落ちやすい場合が多いので、ヘアカラー専用やダメージケア用のシャンプーやトリートメントをするのがポイントです。
シャンプー自体が色落ちをもっとも進めやすいことから、ヘアカラー専用のものを使用することで色を長持ちさせる効果が期待できると言われています。
自宅での白髪染めは、ポイントや染め方を知っておくことでしっかりきれいな仕上がりにすることができます。また、自宅での白髪染めの回数を増やして染め慣れることで、自分の毛量に適した量がわかったり、しっかり染まる放置時間などを知ることもできます。
泡タイプや液状タイプ、手で直接塗布やブラシで塗布など染め方は様々なので、自分の髪質やどこまで染めたいかなどを事前に把握した上で、自分に適した白髪染めを見つけてみてくださいね。