今日から片付け上手!部屋が散らかる「考え方の癖」を手放そう!
雑誌のような素敵な部屋で暮らしたいと考える女性は多いようですが、なかなか現実はそうもいかないようです。「部屋が片付かない」「いつの間にか散らかってしまう」という理由で悩んでいる女性も多いのではないでしょうか。
部屋が散らかる理由のひとつに、自分の「考え方の癖」があると言われています。人は似たような状況のときに、無意識に同じ反応を返してしまうといわれています。
今回は、部屋が散らかってしまう人にありがちな「考え方の癖」についてご紹介します。その特徴見てみましょう。この機会に自分の反応パターンをチェックし、なぜ部屋が片付かないのかという問題を考える機会にしてみてください。
「考え方の癖」とは?
困ったときに眉間にしわを寄せる癖などと同じように、考え方にも人によって決まった癖があります。簡単なチェック方法として「外出先で少し雨が降り始めた」時に自分がどういう反応をするのか、考えてみてください。
- すぐにスマホ等で今後の天気の移り変わりをチェックする
- 今すぐ外に出ないから、とりあえず大丈夫と考える
- 「降り始めて嫌だな」と感想を持つ
- 特に何もしない・考えない
このように人によって「向きあう」「後回しにする」「深く考えない」「見なかったことにする」などいろいろな反応があります。これには「考え方の癖」が関係していて、人は何か問題が起こるたびに自動的に同じような反応をするといわれています。
「考え方の癖」で部屋が散らかる理由とは?
例えば「部屋の片づけ=散らかって困った状態」の解決に「向き合える」人は、ちょっとした問題が起こったときに、「〇〇ということは…〇〇すればいい!」と解決の為の「考え方の癖」が働く人です。「雨が降り始めたから、今後の天気の移り変わりをチェックしよう」という考え方です。こういった人は、「部屋が散らかる」といったちょっとした問題にも上手に対応し、きれいな状態をキープできる人です。
- シンクが汚れているから、掃除しよう!
- ゴミが落ちているから、拾ってゴミ箱へ
- 雨が降ってきた、洗濯物は入れなくちゃ
- 化粧水が減っている、買ってこよう!
こういった考え方の繰り返しが、きれいな部屋をキープするために必要なマインドとして大切になってきます。反対に、部屋の片づけに適さない「考え方の癖」を持っている人の部屋はどんどん散らかっていきます。
もし、「向き合える」タイプにも関わらず、うまく片づけられないという人には、「片づけの方法」の知識が不足しているのかもしれません。めりぃさんの連載コンテンツ中山真由美先生の「整理収納の教科書」が大いに役立ちます。やり方をきちんと知ることができれば、すぐに暮らし上手になれるはずですので、ぜひ活用してみてください。
片づけられないあなたの「考え方の癖」4タイプ別診断
簡単な診断チェックです。部屋の片づけに適さない「考え方の癖」として、下記のようなタイプがあります。当てはまるものがないか、ぜひチェックしてみてください。
1)困ったことは後回し「また後で」タイプ
このタイプの人は、使ったものを元に戻さずに部屋を散らかしていきます。口ぐせは「後で」。例えば「化粧水のふたを開けて、顔に塗る」という行動をしたときにふたを閉めずに、その場に置いたままにするのがこのタイプです。
2)目先の問題に集中する「とりあえず」タイプ
このタイプの人の部屋が散らかる原因として、目的の物以外をおざなりにする傾向があります。口ぐせは「とりあえず」。
例えば「買ってきた化粧水を収納するため」に、もともとそこに置いてあったタオルやハンドソープを横に寄せるといった方法で解決をはかります。結果、必要な時に必要なものが取り出せない、わからなくなるなどといった問題が起きがちです。
3)目的完遂が苦手な「ま、いっか」タイプ
最後まで完遂できず、部屋の中に物が散乱するタイプです。自分で自分にOKを出すのが早い為、「ま、いっか」が口ぐせです。例えば、洗濯物を片づける際に、たたむことはきちんとするのに、なぜかクローゼットに収納するところまで作業を行えないタイプです。
収納するところまでが片付けだと思っている人にとっては、なかなか理解しにくい行動ですが、完遂する一歩手前で自分にOKを出してしまうようです。仕事ではつめが甘いと評価を受けがちです。
4)根拠なく大丈夫と思い込む「たぶん、大丈夫」タイプ
見ないふりをして部屋の汚れが蓄積するタイプです。口ぐせは「たぶん、大丈夫」。物事を根拠なく大丈夫と思い込もうとするので、後から問題になることも多いはずです。でも心のどこかで「本当に大丈夫かな」と思っている節もあるので、自分で自分に「たぶん、大丈夫」と言って安心しようとします。片付いていない部屋がいつまでも心のどこかには引っ掛かり続けるタイプです。
マイナスな「考え方の癖」は積極的に手放そう!
「部屋が散らかってしまう」「散らかった部屋を片づけられない」という悩みを持っている人にありがちな「考え方の癖」をご紹介しました。
癖とは自分では気が付きにくいものです。「考え方の癖」は部屋が片付かないという問題だけでなく、生活全般・人生の選択にも関わってくるものです。もし機会があれば、一度立ち止まって見つめなおしてみてはいかがでしょうか。
考え方が変われば、人生が変わる。プラチナエイジ世代の女性がより輝いて生きていくために、マイナスとなる「考え方の癖」は速やかに手放し、毎日をポジティブに過ごせる環境を積極的に整えていきましょう。