お肌にしわができてしまう前に!有効な対策5選
肌にしわができる原因は、加齢・紫外線・表情じわなどが挙げられ、身近にできる予防方法としては紫外線対策があります。
日焼け止めなどを活用し、肌へのダメージを防ぎましょう。
加齢とともに現れる顔のしわは、たるみやシミと同じく顔を老け込ませる原因になってしまうものです。
しわができないようにケアするには、どのようなことに気をつければいいのでしょうか?ここでは、しわができる原因と対策方法について紹介します。
顔にしわができる原因には人によりさまざまです。ここからはしわができる代表的な原因を3つチェックしていきましょう。
紫外線は2種類の波長からなり、しわの直接の原因となる「UVA」は肌の奥にある真皮層に達して、肌に弾力や潤いを与えているコラーゲン組織を破壊・変性させます。
ダメージはすぐには現れず時間をかけてゆっくりと弾力を奪います。紫外線対策をしていないと知らないあいだにしわが出てしまう可能性が高くなります。
笑ったときに目元などに出るしわは、表情をつくったときに肌が折りたたまれることによってクセがつき、元に戻りにくくなった跡を指します。
若いうちはしわにならずに元に戻りますが、加齢によってだんだんと戻りづらくなると、徐々にラインが形づいていきます。
老化によって自然に肌から弾力が失われ、しわが目立ってくる現象です。誰しもがもっている肌の弾力は、年齢とともに少しずつ失われていきます。
しわができる原因を理解したところで、その原因を根本からなくせるように対策方法をみていきましょう。お肌は日々の積み重ねで美しくなるので、ぜひ実践してみてください。
UVAによるダメージを避けるため、直射日光の当たらない場所を選んだり、紫外線対策ができるアイテムを身に着けたりして対策を行いましょう。
日焼け止めには「SPF」と「PA」の2種類の表記がみられますが、UVAへの効果を表すのは「PA」です。
直射日光が当たる環境では、PAの隣にある+マークが3つ以上のものを選んでください。
肌の水分不足はしわを増やしてしまう原因になるので、肌を保湿することは欠かせません。
そのため、洗顔をした後は化粧水に加えて美容液や乳液などで保湿し、水分と油分の膜を肌の上で作り、肌が乾きにくい環境づくりを心がけましょう。
たまに、化粧水などが入ったミストスプレーをメイク直しの際に活用しているという方がいますが、これは逆効果になるのですぐにやめてください。化粧品などの油分の上に水分がくることは、いまある潤いをさらに奪うことに繋がります。美容クリームや乳液を用いることで肌の潤いを奪わずにメイクを直すことができるので、毎日のメイク直しからも保湿対策を行いましょう。
私たち人間は身体を動かすために酸素を取り込むますが、一部の酸素は「活性酸素」という力が非常に強い物質に変わります。もちろん活性酸素には良い効果もあるのですが、力が強すぎてDNAやタンパク質に傷をつけてしまうのです。それを防止するために「抗酸化力」というしくみを使い、活性酸素にうまく働いてもらえるようになっています。
しかし、ストレスを貯めすぎると「活性酸素」の量はどんどん増えていきます。「抗酸化力」でも抑えきれなくなった「活性酸素」は、老化を促進し、しわを増やしてしまうことに繋がります。そのため、ストレスが溜まらないよう、適度に解消するようにしましょう。
自分が出した汗が、肌にとって最高の化粧水や美容液になっていることはご存じですか。
汗は、出ていることがわかる感知発汗と、出ていることがわからない不感知発汗という2種類があり、肌の保湿を守ってくれているのは不感知発汗です。この不感知発汗は、皮脂と混じって皮脂膜を作ってくれるので肌のバリア機能を高めてくれます。
ただし、よい汗でなければ肌の保湿を高めてくれるバリアはうまく機能しません。そのため、普段から運動や半身浴などを習慣化し、老廃物ばかりが含まれた汗ではなく、ほぼ水で構成された「良い汗」を出すようにしましょう。
毎日の食事でしっかりと栄養をとり、しわ対策を行うこともできます。
ビタミン・ミネラル・タンパク質はイキイキとしたお肌づくりに欠かせない栄養素なので、サプリメントなどもうまく併用しながら補充していきましょう。
肌を老け込ませる元になる喫煙習慣や利尿作用の強いアルコール類の摂取は控え、ビタミンを緑黄色野菜や果物からたっぷりととるようにします。
■しわ予防に良い栄養素と食材
ビタミンC
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ビタミンE
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コラーゲン
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効果 |
抗酸化作用があり、コラーゲンの生成に欠かせない栄養素
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女性ホルモンの分泌を促し、新陳代謝を高める
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たんぱく質の一種肌の弾力を保つたるみ予防に◎
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食材 |
レモン、グレープフルーツ、キウイ、キャベツ、トマトなど
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アボカド、緑黄色野菜、ウナギ、アジ、アーモンド、落花生など
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牛筋、鶏手羽先、軟骨、エビ、フグ、ウナギ、サバなど
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コエンザイムQ10
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β―カロテン
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レチノール
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効果 |
エネルギーを作り出す栄養素で、ビタミンEと同じくらいの抗酸化作用を持つ。
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紫外線による肌のダメージを修復し、メラニン色素を抑制する働きがある。
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皮膚のターンオーバーを正常化してコラーゲン再生を促す働きがある。
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食材 |
青魚(イワシ、サバなど)、豚肉、牛肉、レバー、モツ、大豆、落花生など
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緑黄色野菜など
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バター、牛乳、卵など
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しわは一日にしてできるものではありませんが、何もしないままでいると徐々に顔が老け込んでいき、見たことのない場所にしわができてしまうかもしれません。
まずは紫外線対策を確実に行い、そのうえで肌の乾燥を防ぐことが大切。体内からも肌の弾力を補うために、良質な栄養素をとって対策をしていくことをおすすめします。