汚れを効率よく落として静電気を防止する「冬の洗濯方法」
外が寒かったり、水が冷たかったりと冬の家事はなにかと億劫になりがち。面倒な作業が多い“洗濯”もバスタオルやパーカーなどの洗濯物の乾きにくさや、汚れの落ちにくさといった悩みが増えるはずです。そこで、冬の洗濯がラクになるワザを伝授します!今回は「洗う」編を紹介。
ステップ1「洗う」
お風呂の残り湯で汚れが落ちやすく!
冬の水道水は、温度が5〜10度と冷たいため洗浄力が低下。そのため「洗い」のときにお風呂の残り湯(※)を使えば入浴直後は約40度、翌朝は約25度と温かいため洗剤の効果が高まり、汚れが落ちやすくなります。
※入浴剤使用時は、洗濯に使えない場合もあるため確認すること。「すすぎ」は水道水で行いましょう。
柔軟剤を入れて静電気防止
空気が乾燥する冬は、重ね着やニットの上にコートを羽織ることで、衣類同士が摩擦を起こして静電気が発生。洗濯時に柔軟剤をプラスすると衣類の繊維がなめらかになって摩擦が少なくなり、静電気が衣類の表面にたまりにくくなります。
肌着や靴下などは裏返して入れましょう
肌着や靴下の汗汚れなどは、皮膚と接触している内側に付着。脱いだときに裏返して洗濯機に入れておけば、洗濯機の水流や他の衣類と擦れて汚れが落ちやすくなります。表面の汚れが激しい場合は、表にして洗うのが◎
●残り湯の雑菌が気になる場合は、酸素系漂白剤を併用。
おすすめの洗剤はコレ!
ライオン株式会社
NANOX one PRO(本体大) ¥710(参考価格)
従来のNANOXを超えた、史上最高の洗浄力・消臭力・色変化防止力(色あせ)を実現。洗濯槽のニオイ抑制や抗菌機能なども搭載しています。
監修者
大貫和泉さん
おおぬき・いずみ ●ライオン株式会社のお洗濯マイスター。洗濯用洗剤などの製品開発・調査に約20年携わる。2児のママとしての経験から主婦、女性の視点で洗濯に役立つ情報をWeb記事で発信する。
●この記事は『めりぃさん』2023年12月10日発行号に掲載された内容を再編集しています