医療と介護の融合を目指しご利用者さまを笑顔に

調剤薬局から始まった白ゆりグループ。現在では
医療、介護、福祉の各方面でサービスを展開。
利用者さまとその家族に寄り添い、
地域の方々の健康とより良い生活を一番に考えています。

撮影／蘒野孝行　図・表／尾澤正樹

医療と介護における
ワンストップサービスを実現

平成9年の創業。北海道札幌地区と函館地区で、介護施設や介護サービス事業、医療機関など、13種以上の事業を展開。

〝医療と介護を融合し、ワンストップで利用者さまにあった個別性のある過不足ないサービスを提供したい〟という思いから創業したのが今から約25年前。

白ゆりグループは、その思いを実現すべく、札幌地区・函館地区を中心として地域の方々に様々な医療介護福祉サービスを提供し、生活をサポートしています。

「白ゆりグループでは医療職、介護・福祉職などのスタッフを〝地域専門職〟と定義しています。医療・介護・福祉の専門性を大事にしながら、利用者さまの生活全体を俯瞰し、最適かつ個別性に合わせたサービスを提案できるよう努めております」と佐藤文彦さん。

現在、日本の介護保険制度や医療保険の仕組みはとても複雑で縦割り。それゆえに、医療や介護のサービスが分断されやすい。医療や介護が必要になっても、何から始めるのか、どこから入るのかわからないのが現状。そんな悩みに寄り添い、より良いサービスを紹介するのが白ゆりグループの地域専門職。

「医師（医科、歯科）、看護師、理学療法士をはじめとするセラピスト、検査技師、介護福祉士など、専門性は違えど、専門性に固執することなく多角的な視点を持ち、チーム力で医療と介護を融合させたワンストップのサービスを実現いたします」

情報共有の実現で利用者
さまと業務の効率化を改善

さらに、利用者さまの負担を減らし、業務を効率化するためＤＸ化も全社をあげて進めています。

「午前中に訪問看護サービスの看護師がきてバイタルサインをチェックする、同じ日のその午後に訪問医療の医師が来てバイタルをとる…。このような過不足となることが、いま現場では起きています。白ゆりグループでは近い将来、このような事態を解決できるようＤＸ化を進めている最中です。すべての取り組みが利用者さまやその家族、地域全体の医療や看護の質の向上につながるよう進めてまいります」