2020.10.10 UP
おすすめ健康と食

健康的に美しく痩せる!プラチナエイジ世代のダイエット方法とは?【食事編】

年齢を重ねると、基礎代謝が低下するため昔よりも太りやすくなります。体重が増えすぎると、生活習慣病のリスクを増加させるだけでなく、膝や腰の負担となることも。しかし、プラチナエイジ世代が誤ったダイエット方法をしてしまうと、筋肉が落ちて疲れやすくなる、基礎代謝がさらに落ちて余計に太りやすくなる、など様々な弊害があります。ここでは、プラチナエイジ世代が健康的で美しく痩せるためのダイエット方法について解説します。

 

 

 

プラチナエイジ世代はなぜ太りやすい?

プラチナエイジ世代では、更年期の影響やストレス、また年を重ねるごとに基礎代謝(何もしなくても消費されるエネルギーのこと)が低下するため、体重が増加してしまうことがあります。さらには、普段から食べすぎていたり、脂肪の多い食品や甘いものを好んでいたり、運動習慣が減った…など思い当たる節はありませんか?まずは、自分が太ってしまった原因を探ることが大切です。その原因を除去するためにできることを始めてみましょう。

 

 

プラチナエイジ世代のダイエットで気を付けることは?

プラチナエイジ世代がダイエットで気を付けたいことは、無理な減量をしないことです。若者と同じような食事だけを制限するダイエットを行うと、必要なエネルギーや栄養素が不足してしまい、その結果栄養不足や、免疫力の低下を招いたり、骨粗しょう症を進行してしまうおそれがあります。また、無理な減量は脂肪だけでなく筋肉までも減少させてしまい、少し歩いただけでも息切れがしたり、疲れやすくなることも。そのため、プラチナエイジ世代のダイエットでは、「今ある筋肉量を維持しながら減量すること」が重要です。

 

 

プラチナエイジ世代の正しいダイエット方法とは?

私たちの体に蓄えられている脂肪には皮膚の上からつまむことのできる皮下脂肪と、つまむことのできない内臓脂肪があります。内臓脂肪は比較的食事制限で落としやすい脂肪ですが、皮下脂肪はつきにくい反面、一度つくと落とすのが難しく食事制限だけでは落ちません。皮下脂肪を落とすためには有酸素運動が不可欠となります。そのため、健康的に美しく痩せるためには、食事制限だけではなく運動を組み合わせる必要があります。

 

 

 

プラチナエイジ世代のダイエット~食事について~

3食規則正しく、ゆっくりよく噛むことが基本

必要エネルギー量を制限しすぎると、栄養不足や筋力の低下を招くおそれがあります。プラチナエイジ世代のダイエットでは「炭水化物抜きダイエット」や極端な「糖質制限」を避け、1日に必要な栄養素を摂取し、必要エネルギー量を大きく下回らないようにしましょう。欠食はせず、1日3食、決められた時間に規則正しく食べることが大切です。

 

また、どの世代のダイエットでも重要なのはよく噛んでゆっくり食べることです。早食いの習慣は、食べすぎてしまうだけでなく、食後の血糖値が上がりやすくなることが分かっています。最低でも食事に15分はかけることで、脳の満腹中枢を刺激して食べすぎを抑えることができ、食後の血糖値の上昇を緩やかにします。

 

 

食事の柱は「たんぱく質」

プラチナエイジ世代のダイエットではカロリーを摂り過ぎないようにすることだけではなく、「たんぱく質をしっかり摂ること」がポイントとなります。たんぱく質は筋肉の材料となりますが、極端な食事制限ではたんぱく質の摂取がおろそかになり、筋肉量が減るおそれがあります。筋肉は生きているだけで消費するエネルギーである基礎代謝のうちの40%を占めるため、筋肉量が減少するということは基礎代謝の低下に繋がります。すなわち、太りやすく痩せにくい体になるということです。

 

厚生労働省が発表している「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、50代女性のたんぱく質の1日の推奨摂取量は50gとなっています。たんぱく質は肉や魚などに含まれる動物性たんぱく質と、豆類や野菜に含まれる植物性たんぱく質の2種類があり、動物性たんぱく質:植物性たんぱく質の摂取比率は1:1を目安とすると様々な種類のアミノ酸を摂取することができ、バランスが良いとされています。

 

肉を多く摂るということは合わせて脂質(動脈硬化のリスクを高める飽和脂肪酸)も摂取してしまうことになります。魚に含まれる脂質は、動脈硬化やがんを予防する不飽和脂肪酸です。脂質の種類にも注目して食材を選ぶことは健康な身体作りにも繋がります。

 

引用:厚生労働省 『日本人の食事摂取基準(2020年版)』

 

 

 

まとめ

プラチナエイジ世代がいきいきとした生活を送るためには、健康が何より大切です。極端な食事制限や、急激に体重を落とすなどの間違ったダイエット方法は、健康を損ねるだけでなく、老けこんだように見られる可能性があります。

 

プラチナエイジ世代のダイエットは、規則正しい食生活に加え「たんぱく質をしっかり摂ること」を意識し、有酸素運動を取り入れて無理なく継続していくことが成功のカギとなります。

 

 

RANKING よく読まれている記事

更年期 終わりのサイン
健康と食
更年期の「終わりのサイン」って?更年期後、心と体に起こること
閲覧数 61,516
美とおしゃれ 趣味と教養
-5歳は若返る!? 50代からの正しいメガネの選び方
閲覧数 33,913
ごぼう茶
健康と食
美容に良いと話題のごぼう茶!効果や効能は?副作用はある?
閲覧数 22,578
美とおしゃれ
おすすめ キレイな50代女性がやっている10のこと!内側から滲み出る魅力もご紹介
閲覧数 20,948
健康と食
おすすめ 塩抜きダイエットレシピ5選!滋味豊かな食事メニューを楽しもう
閲覧数 15,961
暮らしと生き方
いくらあげる?孫へのお祝いやお年玉
閲覧数 11,753
スパイス 効能 用途
健康と食
有名なスパイス10種類の効能と用途一覧!スパイスたっぷりカレー粉を作ろう
閲覧数 8,285
健康と食
【受験生のお弁当】当日に力を発揮するための5つのポイント
閲覧数 6,535
二重あご 髪型
美とおしゃれ
二重あごが目立たない髪型は?おすすめヘアスタイルと二重あご解消法
閲覧数 6,396
おすすめ 空の巣症候群とは?子どもが巣立った後にできる3つの乗り越え方とは?
閲覧数 6,221
美とおしゃれ
50代女性は髪が命!髪がきれいな50代女性が魅力的な理由とは?
閲覧数 4,301
健康と食
ゲン担ぎで合格や開運を祈願!縁起のよい食べ物22選
閲覧数 4,233
健康と食
牛肉の驚くべき事実!うつ・ストレス対策に効果絶大な食材がわかる
閲覧数 4,090
暮らしと生き方 趣味と教養
おすすめ 除菌スプレーは自分で作る!おうちで簡単に作るコツ
閲覧数 3,941
美とおしゃれ
おすすめ エレガントな女性は持ち物で決まる!素敵なバッグの中身をご紹介!
閲覧数 3,686
定年後 資格 女性
暮らしと生き方 趣味と教養
定年後に役立つ資格って?女性におすすめの資格と難易度一覧
閲覧数 2,911
50代 ヒール 履く
美とおしゃれ
私だってヒール履きたい!50代女性が楽にヒールを履くためのポイント
閲覧数 2,407
健康と食
暑い・寒い・眠い・痛い!?更年期の症状は十人十色
閲覧数 2,098
健康と食 暮らしと生き方 特集・連載
おすすめ 桧山タミ先生が見つけた幸せな生き方「家族のために料理できるのはほんとうに幸せなこと」
閲覧数 1,932
健康と食
おすすめ 星野由香先生が教える「ほぐピラ」メソッド
閲覧数 1,729
もっと見る

     今が定期郵送を始めるチャンス!

表紙
表紙

めりぃさん
発行:ては〜とホールディングス株式会社

       めりぃさんアプリをダウンロード→会員登録して無料定期郵送をはじめよう! 会員特典0円

めりぃさん
発行:ては〜とホールディングス株式会社

毎日の暮らしや健康ライフをサポートする情報誌「めりぃさん」を定期購読しませんか?めりぃさんアプリをダウンロードして会員登録頂くと、特典として、年6回発行される情報誌めりぃさんを永年無料でご自宅までお届けします。ぜひこの機会に、めりぃさんアプリからお申し込みください。