うつ病が発症する原因と予防策|自己診断方法も紹介
なんだか最近やる気が出ない。そう思っているときはうつ病の注意が必要です。気がつけば忍び寄るうつ病について、発症の原因や予防について紹介します。
うつ病が発症する原因とは
まずはうつ病を発症する原因を、男女別で詳しく紹介していきます。
男性がうつ病を発症する原因
男性がうつ病を発症する時期は、50歳を過ぎたあたりに来る人生の「2週目」が多いと言われています。50歳なら定年までまだ10年ほどありますが、定年までに役職を解かれたり、収入が下がったりすることも。
他にも、上司や部下との関係に悩まされたり、リストラや経済的不安に悩んだりすることもあるでしょう。そうなると仕事の目的はもちろんやる気まで失ってしまいます。その結果気持ちが消極的になり、うつを発症してしまうのです。定年まであと少しにもかかわらず、気持ちが崩れてしまうのでしょう。
女性がうつ病を発症する原因
女性がうつ病を発症する原因はストレスの他にも、更年期障害が関係している場合もあります。男性のように、将来的・経済的な不安によってうつ病になることもあります。しかし女性は更年期障害が不眠などの体調不良を引き起こし、徐々に心まで蝕まれうつ病になるのです。体と心はつながっているので、更年期障害で体調不良が続くと心も不調になってしまうのでしょう。
うつ病かどうかセルフチェック
続いては、うつ病にならないための対策について紹介します。
運動をして体を動かす
生活リズムの乱れによる体への無理は、疲れがどっと出て寝込む原因にもなりかねません。寝込むとうつ病につながる可能性もあります。
また、体の健康には栄養バランスも重要です。生活リズムや栄養バランスが乱れることでうつ病を発症する可能性が高くなるので、予防のために注意しましょう。
ストレスの解消法を見つけておく
ストレスを溜め込むとうつ病になりやすいので、自分なりのストレス解消法を見つけてください。ストレス解消法は買い物でもカラオケでもどんなことでも構いません。映画鑑賞や読書など、自分がストレスを発散できると思える方法をひとつでも見つけておきましょう。
友人と話をする
うつ病の予防には楽しいと感じる時間も重要です。ときには友人と楽しくお喋りしながらランチでもしてみてはいかがでしょうか。ほんの少しでも楽しい時間が過ごせたら、うつ病の予防にもつながります。
うつ予防には“ホッと一息”が大切
ホッと一息ついてしまうことで、うつ病にずるずると引き込まれてしまう可能性があります。油断していると、どんな人にも忍び寄るのがうつ病なのです。絶対にかからない保証も絶対にかかる保証もありませんが、それでも予防は大切ですよね。
自分は大丈夫だと思い込むことは危険です。うつ病のセルフチェックや、自分ができることを実践し、うつ病を予防しましょう。