いざというときに! 災害用伝言板(web171)の使い方
地震などの災害が多い日本では、最近も石川県で震度7の地震が発生しました。そういった災害時には、連絡がつながりにくくなります。家族や親戚、友人との連絡方法のひとつとして災害用伝言ダイヤル(171)のほか、災害用伝言板(web171)も活用しましょう。いざというときに使えるよう、災害用伝言板(web171)の使い方を詳しく紹介します。
●被災地への通信が増加し、つながりにくい状況になった場合に提供されます。
目次
伝言の登録
〈1〉伝言を登録したい電話番号を入力
災害用伝言板(web171)のトップ画面にある電話番号「例03〜/090〜」の部分に、伝言を登録したい電話番号を入力。電話番号は「-(ハイフン)」なしで、数字のみで入力してください。入力後に、鉛筆マーク「登録」をタップ。
〈2〉伝言を登録
名前(ひらがな)、安否(当てはまるものを選択。複数選べます)、伝言(最大100文字まで)を入力したら、鉛筆マーク「登録」をタップ。
登録した伝言は、画面下部に反映されます。また、伝言は20件登録でき、超えた場合は古い伝言から削除されて新しい伝言が保存されます。伝言保存期間は最大6か月。
※安否、伝言のどちらかは必ず入力してください。
伝言の確認
〈1〉伝言を確認したい電話番号を入力
災害用伝言板(web171)のトップ画面にある電話番号「例03〜/090〜」の部分に、伝言を確認したい電話番号を入力。電話番号は「-(ハイフン)」なしで、数字のみで入力してください。入力後に、虫眼鏡マーク「確認」をタップ。
〈2〉伝言を確認
画面下部のピンク部が伝言になります。伝言を確認後に、自分の伝言を登録することもできます。紫の部分は災害用伝言ダイヤル(171)で登録された伝言も表示されるので、確認できます。
〈3〉伝言の登録通知を設定
伝言板に伝言がなかったときは「登録情報はありませんでした」と表示されます。
「あなたのメールアドレス」という欄に、受信可能なメールアドレスを入力して「通知を希望する」をタップすれば、新たに伝言の登録がされた場合に伝言登録の通知をメールで受け取ることができます。
※通信の状態によって、メールが遅れたり、送付できない場合があります。
〈4〉携帯各社の伝言板に登録された伝言も確認できる
携帯各社の伝言板に登録されている伝言を確認できます。登録されている場合は、表示されるので「確認する」をタップ。各社が提供するサイトにそのまま移動します。
伝言登録時の通知設定
〈1〉「伝言板の登録・更新・削除」をタップ
災害用伝言板(web171)のトップ画面にある「伝言板の登録・更新・削除」をタップ。
〈2〉「新規の伝言板の登録」をタップ
「新規の伝言板の登録」をタップ。
〈3〉自分の基本情報を入力
伝言の登録をする自分の電話番号(数字のみ)、メールアドレス(半角英数字)、更新パスワードを入力。更新パスワードは、伝言板の更新・削除の際に必要となりますので、忘れないようにメモしておいてください。すべて入力したら、「次へ」をタップ。
※国際電話番号など入力できない電話番号があります。
〈4〉伝言を通知したい相手の情報を入力
自分が伝言を登録した際に通知させたい相手の名前(ひらがな)、メールアドレス(半角英数字)、電話番号(数字のみ)を入力。登録した電話番号に音声でも通知されます。メール通知先は最大10件まで、音声通知先は最大1件まで登録可能。
すべての必須項目に回答したら、「次へ」をタップ。
※国際電話番号など入力できない電話番号があります。
〈5〉登録内容の確認
登録内容に誤りがないか確認。伝言板作成者として利用する名前を入力し、「登録する」をタップしてください。〈3〉で登録した自分のメールアドレスに、登録されたことがわかるメールが送信されます。
もし、修正が必要な場合は「戻る」をタップして前画面に戻ってください。
〈6〉登録完了
登録完了です。
●登録内容の修正・削除は〈2〉の「既存の伝言板の更新・削除」から変更できます。
●利用者登録の基本情報に登録されたメールアドレスに確認依頼メールを、防災週間(8月30日~9月5日)と防災とボランティア週間期間(1月15日~1月21日)の年2回に送付予定(※)。メールに記載された期間内に確認が行われなかった利用者登録を削除する場合があるのでご注意を。
※災害により体験利用が中止された場合は送付を中止する場合があります。
災害用伝言板(web171)体験利用について
災害発生に備えて、災害用伝言板(web171)を事前に体験利用できる機会を提供しています。
体験利用提供日
- 毎月1日,15日 00時00分~24時00分
- 正月三が日(1月1日 00時00分~1月3日 24時00分)
- 防災週間(8月30日 9時00~9月5日 17時00分)
- 防災とボランティア週間(1月15日 9時00分~1月21日 17時00分)
提供条件
- 伝言文字数:100文字まで
- 伝言保存期間:体験利用期間終了まで
- 伝言蓄積数:電話番号あたり20件
注1:災害が発生した際には体験利用ができない場合があります。
注2:体験利用の開始時間は運用の都合で早まることがあります。
注3:体験利用時においても災害運用時と同様に、NTT東日本・NTT西日本の電話サービスから伝言を録音または再生する電話番号までの通話料は無料です。他通信事業者の電話、携帯電話やPHSから発信する場合、通話料については各通信事業者にお問い合せください。
●この記事は『めりぃさん』2024年2月10日発行号に掲載された内容を再編集しています