おなか・腰のぜい肉をとる「ワキ腹スワン」
冬太りや正月太りは気になるけど、美味しいものはしっかり楽しみたい! そんな方におすすめのエクサをご紹介。 気になるおなかや腰のぜい肉をとるだけでなく、代謝も上がって一石二鳥です。
ワキ腹を動かして冬太り&正月太りを撃退!
体重はあまり変わらないのに、年々お腹が目立つように……。こうした体型の変化、仕方ないと思っていませんか? 「年齢とともにおなかや腰周りに脂肪がつくのは、普段の生活でおなかを動かすことがほとんどないか ら。その中でも特に意識して使うことが少ないのがワキ腹の筋肉です」と、医師の中村格子先生。
「ワキ腹の筋肉を動かすことを習慣にすれば、ウエストのくびれが現れるだけでなく、インナーマッスルが強化され、代謝アップ効果も期待できます」
食べ過ぎが気になるこれからの時期は、『ワキ腹スワン』を習慣に。美味しいものも堪能しつつ、冬太り&正月太りを撃退しましょう。
同じ体重でも体脂肪率が違うと”見た目”が変わる!
イラストの女性は、ふたりとも身長158cm、体重50kgですが、見た目がまるで違います。その違いは体脂肪率。同じ重さの筋肉と脂肪を比較すると、脂肪のほうが体積が1.25倍大きくなります。そのため、脂肪が多いほど見た目が太く見えることに。筋肉の量が増えると見た目の変化だけでなく、代謝が上がり無意識のうちに消費するエネルギーも増えるため、太りにくい体になります。
ワキ腹スワンでくびれをつくる
おへそが横長になっていませんか? それはおなかの前だけでなく、ワキ腹や背中にも脂肪がたまっているサイン。ワキ腹の筋肉を刺激して引き締めると、スピーディにくびれが現れます。
POINT
ワキ腹を伸ばすときは手の先をなるべく遠くへ
①かかとをつけて立つ
かかとをつけて、左右の肩の高さが同じになるように真っすぐに立ちます。
②右足を前にして脚をクロスする
右足を前に出して、つま先が内側に向くように脚をクロスします。ひざを伸ばして行うのが難しい場合は、軽く曲がってもOK。
③体を左へ倒す
息を吐きながら、気持ちいいと感じる程度に左側へ真横に倒します。左手を右腰に当てて※1顔は左に向け、右手のひじを伸ばし、指先が体の一番遠くを通りながら弧を描くイメージで行いましょう。数秒キープし、息を吸いながら元に戻します。①に戻って反対側も同様に。
●①に戻って反対側も同様に。これを5回繰り返します。
監修者
中村格子先生
なかむら・かくこ●整形外科医・医学博士・スポーツドクター。Dr.KAKUKOスポーツクリニック院長。著書に『ドクター格子の食べてもやせる魔法の10秒エクササイズ』(宝島社 ¥1,320)他多数。
●この記事は『めりぃさん』2023年12月10日発行号に掲載された内容を再編集しています