夫に理解して欲しい妻の更年期!イライラ・うつうつに対処する3ステップ
更年期の妻がイライラしたり、落ち込んだりしていたら、夫はどうすべきなのでしょうか?
イライラやうつうつなど、妻の更年期症状がラクになる対処法をご紹介します。
夫が更年期の妻に寄り添うための3ステップ
女性によく見られる更年期症状。不調は誰にとっても辛いものですが、妻の更年期をうまく乗り切るには夫の理解がカギとなります。
夫が更年期の妻に寄り添うための3ステップを見てみましょう。
ステップ1.男性と女性の更年期の違いを知る
更年期症状は男性にも女性にも見られ、いずれもホルモンの変動が影響していると考えられています。
男性の更年期症状は、男性ホルモンの「テストステロン」が減少することで起こるとされています。症状は「疲労感」「意欲の低下」「性欲の低下」など。主に40歳以上の男性に見られ、特に後発年齢はありません。男性の場合は少しずつ男性ホルモンが減少していくため、症状を自覚しにくいことが多いようです。
一方、女性は更年期になると急激に女性ホルモンの「エストロゲン」が減少するため、本人が自覚するさまざまな症状が出やすいのが特徴です。女性の場合、閉経を挟む前後10年間を更年期と言います。閉経の平均年齢は50歳前後のため、一般的には45~55歳頃が女性の更年期です。
なお、男性であっても、ストレスなどが原因で急激に男性ホルモンが減少した場合は、更年期症状に悩むことがあるようです。
ステップ2.女性に多い更年期症状を知る
株式会社日本ヘルスケアアドバイザーズが、36~55歳の女性を対象に行った調査によると、女性に多い更年期症状には次のようなものがありました。
(※調査では1,358人中、更年期障害のような症状がある女性400名を選定)
- 疲れやすい
- 肩こり、腰痛、手足の痛み
- 寝つきが悪い、眠りが浅い
- 汗をかきやすい
- 頭痛がよくある
- 顔がほてる(ホットフラッシュ)
- 怒りやすく、すぐイライラする
- くよくよしたり、憂うつになる
- めまいがよくある
- 腰や手足が冷えやすい
また、更年期症状がもたらす夫婦間への影響については、次のような回答がありました。
- 「喧嘩が増えた」と6%が回答
- 「離婚(別居)を考えたことがある」と9%が回答
- 「夫の理解が深く支えてくれる」と1%が回答
「夫の理解が深く支えてくれる」と感じている妻はまだまだ少ないようです。パートナーとして、夫は積極的に妻の更年期を理解するように努めたいですね。
参考サイト:株式会社日本ヘルスケアアドバイザーズ調査 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000029447.html
ステップ3.新しい信頼関係を築く工夫をする
妻が更年期症状で悩んでいる時は、次のような工夫で新しい信頼関係を築いていくのがおすすめです。
- 妻の悩みに共感する
- 家事ができなくても理解を示す
- 夫婦の性生活を見直す
- コミュニケーションを工夫する
更年期世代の女性は心身の不調だけでなく、子育てや介護、仕事などでさまざまな悩みを抱えがちです。夫は妻の悩みに寄り添い、共感してあげましょう。また、家事ができなくても妻は怠けているわけではありません。妻を責めず、理解を示すことが大切です。
性生活では、更年期になると膣の乾燥などで性交痛を感じる女性も出てきます。潤滑剤を使う方法もありますが、妻が辛いと感じている時は無理に要求せず、手をつなぐ、肩を抱くなど、別の方法で夫婦の絆を深めるとよいでしょう。
日頃のコミュニケーションでは、妻が夫に更年期症状を伝える手段として、更年期に特化したLINEスタンプを活用するのも手です。「疲れやすい」「汗がダラダラ」「頑張らなくていいよ」など、気軽にやりとりできるLINEスタンプが登場しています。
なお、生活に支障をきたすほどの更年期症状がある場合は病院で治療を受けましょう。ホルモン補充療法や漢方療法などの治療法があります。
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夫婦で更年期をうまく乗り切ろう!
辛い時はパートナーの理解が大きな支えになるもの。夫婦で更年期を乗り切ることで、二人の絆はより深いものになります。
逆に夫が無理解であれば、ギスギスした夫婦関係になる可能性も。更年期以降を夫婦円満に過ごすためにも、夫婦で更年期について話し合ってみてはいかがでしょうか。