『感じて,味わい,楽しんで』三重県多気郡「松本畜産」
世界に名だたる特産松阪牛を
餌にこだわり、肥育方法にこだわり、
丹精込めて育てます。
松本畜産
「いい餌で育てた牛はいいお肉になる」を信条に、愛情を注いで特別な特産松阪牛を育てています。
牛舎を見回り、餌をやりながら一頭一頭優しく声を掛け、頭をなでていく。牛たちも、潤んだ瞳で近寄ってきて、いかにも嬉しそうに、まるで甘えているかのように見えます。それは「畜産業」という言葉からイメージするシーンとは違って、まるで家族を慈しむような様子でした。
「この仕事をしていて、キツいと思ったことなんてまったくないですね。楽しいしかない。とにかく昔から、牛を飼うことも育てることも、見ることも触れることも、全部好きなんですよ」
笑顔でそう話してくれたのは、松本畜産の松本一則さん。奥様のしのぶさんと息子さん、娘さん、手伝いのパートさんたちで、牧場に加えて近所にある「お肉料理カフェまつもと」を切り盛りしています。
松本畜産で育てるのは、日本が世界に誇るブランド和牛、松阪牛の中でもわずか4%に満たない「特産松阪牛」。但馬地方で仔牛を購入し、一頭一頭毎日つぶさに観察し、ていねいにシャンプーし、ブラッシングし、愛情を込めて千日以上の長期肥育を行っています。地元の稲作農家と連携し、主食として与える餌はコシヒカリの稲わら。さらにエゴマの搾りかすや、胃の中を調整する効果があるとされるしょうゆかすなどを配合し、「脂までおいしい!」と絶賛される独特のうま味を引き出しています。
ふつうの牛肉だと、脂が溶け出す温度が25度くらいなんですが、うちのは17度でもう溶け始めます。これこそ長期肥育の賜物で、脂が口にまとわり付かないから、『脂っこいのは苦手』という人でもペロリと平らげてしまって『もう1枚!』なんて言うておかわりされますね
左. 牛舎を見回りながら、順番に頭をなでていく松本さん。ほのぼのした空気が漂います。
中. 清潔に保たれた牛舎内で稲わらを食べる牛たち。スペース取りにもゆとりがあります。
右. リヤカーいっぱいに積んだ稲わらを運ぶ松本さん。仕事中も笑顔を絶やしません。
松本さんが、一番おいしい食べ方としてお薦めするのは、すき焼き。
松阪では、お肉に直接砂糖やしょうゆをかけて食べます。お肉のうま味を堪能するには、鍋にお肉を入れるのは一番最後がいい。あまり長い時間煮込まずに、しゃぶしゃぶみたいに軽く火を通すくらいで召し上がっていただくと、酸味にも似た赤身のうま味を軟らかな口当たりと共に味わっていただけるはずです
左. 「お肉料理カフェまつもと」では、ステーキやローストビーフなど至福の肉料理が楽しめる。
右. カフェで出すために、肉の筋引きをするのも松本さんの仕事。精肉販売も行う。
正真正銘の松阪牛は
脂までおいしい。
ぜひご賞味ください!
「特産松阪牛」500g
松阪牛の中でも、さらにわずか4%にも満たない「特産松阪牛」を500gの満足ボリュームで産地直送します! 千日以上の長期肥育によって引き出したうま味をお楽しみください。
「特産松阪牛しぐれ煮」1袋(80g)
特産松阪牛をたまりじょうゆとショウガで合わせたしぐれ煮です。おにぎりの具に、サラダのトッピングにと幅広い料理に大活躍です。
「特産松阪牛ビーフオイル」1本(90ml)
特産松阪牛から低温で時間をかけて抽出したオイルを瓶詰にしました。カレーやシチュー、野菜炒めに加えるのがオススメ!