トマトでエイジング対策!抗酸化作用でサビないカラダへ
アンチエイジング、エイジングケア、エイジレス…
加齢によるお肌の老化を防ぐ言葉が定着してきた近年、「エイジングケアはスキンケア用品で」という50代以上の方は多いと思います。もちろんエイジングケア専用のスキンケア用品は、種類も増えて効果が期待できるものがたくさんありますが、実はある食材を摂取することで簡単にエイジングケアができるってご存知でしたか?
それは「トマト」です。トマトに含まれるリコピンは「美の成分」と言われているほど、美肌効果が期待できる食材なんです。今回は、手軽にエイジングケアできるトマトが持つ魅力をご紹介していきます。
トマトの美肌効果「リコピン」の秘密
リコピンには抗酸化作用が働き、美肌効果があると言われています。老化の原因は主に「活性酸素」と考えられており、活性酵素とは簡単に言えば「体がサビる酸素」のことです。
体がサビる!?聞いただけで怖いですよね。活性酸素はストレスや排気ガス、飲酒、紫外線など様々な要因によって増えていくと言われていますが、なかなか日々の生活の中で避けられないものもあります。
そこで、トマトのリコピンが体の中で大活躍!他の食材よりも高い抗酸化力を発揮し、体がサビるのを防いでくれます。
また、シミなどのお肌トラブルの原因の一つである紫外線にもトマトは効果大。「食べる紫外線予防」とも言われるほど、トマトに含まれるリコピンは紫外線予防だけでなく、すでに紫外線を浴びてしまった場合でも炎症を抑える効果が期待できるようです。
リコピンの抗酸化作用にはこんな効果も!
①デトックス効果
その他、リコピンの抗酸化作用は同時に新陳代謝も高めてくれる成分であることからデトックスにも効果的。ダイエットメニューとしてトマトがよく取り入れられていますが、デトックスをするなら体を温めながら美肌効果も高める1つで二役のスープがおすすめです。
②疲労回復
さらに、活性酸素を除去するリコピンは疲労回復も期待できるとのこと。「ちょっと疲れたな…」という日には胃腸に優しいトマトメニューで疲れを癒してみてはいかがでしょうか。
このように、美肌もダイエットも疲労回復も期待ができるトマトは「エイジング対策ができる食材」と言っても過言ではありません。ぜひ、意識的に取り入れてみてください。
トマトの効果的な摂取方法とは?
トマトの主要成分、リコピンがお肌の老化を防ぐアンチエイジングパワーがあることはわかりましたが、できれば効果的に摂取したいですよね。ここで、リコピンを最大限に発揮する効果的なトマトの摂取方法をご紹介します。
トマトは加熱するとリコピンの吸収率がUPする?!
食材には加熱すると栄養分が失われているものが多々ありますが、トマトはその逆。加熱することによってリコピンの吸収率がUPすると言われているんです。油と一緒に調理すると吸収されやすいということで、「トマト+オイル」で調理したメニューが効果的です。
例えば、下記のお料理がおすすめ。
- ラタトゥイユ
- トマトソースパスタ(オリーブオイル使用)
- トマトスープ(オリーブオイル使用)
シンプルにチーズなどを乗せて焼きトマトにするのも簡単でおすすめです。
効果的な摂取量は?
では、トマトを摂取する効果的な量とは、どれくらいなのでしょうか?1日で摂取したいリコピンの量は約20mgが理想と言われていますが、それってどれくらい?とイメージができないですよね。
トマトの効果的な摂取量はこちらです。
- 普通サイズのトマト2個分くらい
- プチトマト17個くらい
ちょっと多めと感じる方は、朝食はサラダ、昼食はトマトパスタ、夜はマリネなどにして工夫することで、量もしっかりと美味しくいただけますよ。
トマトを上手に取り入れよう
トマトの主要成分、リコピンの効果についてご紹介しました。抗酸化力が高いリコピンはエイジングケアにも効果的であり、風邪予防や生活習慣病にもいいという噂もあります。とにかくいいこと尽くしのトマト。季節は夏が旬ですが、年間通して食べたい食材としてぜひおすすめします。
編集部のおすすめ食材|甘い!南アルプスで育った「トマ糖」
ミニトマトよりも少し大きいサイズですが、見るからにフルーティーで甘みたっぷりなのが伝わってくるトマトです。生産者も語るように「これが本当にトマトなの?」と思うほど高糖度フルーツトマトは、スーパーでは買えない逸品であることは間違いありません。