移行期も楽しみながらつくる 白髪を生かした素敵なグレイヘア
ありのままの自分を
おしゃれに楽しむ
近藤サトさんや手塚理美さんなどの芸能人がグレイヘアにしたことで注目が集まり、ここ数年はあえて白髪を染めずにおしゃれを楽しむ人がふえています。
グレイヘアは白髪が生かせるぶん、ヘアケアやスタイリングをしっかりする必要があります。一方、白髪染めで黒や茶色に染めると若々しく見えるぶん、こまめに染め直さなければなりません。それぞれにメリットとデメリットがあります。
グレイヘアはハードルが高いと思いがちですが、違和感があると感じたら元の髪色にすればいいだけ。興味がある方はぜひ挑戦してみてください。
テルイ タカヒロさん
東京・巣鴨にある「えがお美容室」のディレクター。グレイヘアのヘアカラーとパーマを得意とし、シニア世代から絶大な信頼を得ている。著書に『髪型を変えれば若返る! シニアビューティヘア』(講談社)がある。
グレイヘアまでの道のり
Step1 計画を立てる
グレイヘアになるまでは長期戦。今の髪の状態を見つめながら、
目指すグレイヘアに近づくために何をしていけばいいのか整理しましょう。
Step2 自分に合った方法を選ぶ
美容院に相談しながら育てていく方法と、
自分でカラートリートメントを使って育てていく方法があります。
【1】 美容院
個々人の現在の白髪の量や希望に合わせて、プロにさまざまな方法を提案してもらえる。移行中もパーマやカラーなどでヘアスタイルを楽しみたい方におすすめの方法。
【2】 カラートリートメント
白髪染めからカラートリートメントに変えて、徐々にグレイヘアをつくる。ある程度白髪が伸びるまで使い続け、使用を止めると自然に色落ちしてグレイヘアに。
移行期を乗り切るポイント
〜自分でできること編〜
徐々に伸びて量もふえつつある白髪と、カラーや白髪染めで染めている
部分が混在する移行期。ここを乗り切るためのポイントを紹介します。
一時着色料でカバーする
ヘアファンデーション、スプレー、ヘアマスカラなど、シャンプーで落とせる、一時着色料があります。2〜3cmほどの短い白髪を1日だけカバーしたい時に役立ちます。
カラーシャンプーやカラートリートメントでケアする
白髪と染まっている部分の境目が気になってきたら、カラートリートメントを使うのがおすすめ。色のなじみがよくなります。
分け目を工夫する
分け目の白髪が気になるときは、分け目を工夫するだけでもカバーできます。まずは自分の白髪が多い部分と少ない部分をチェックしてみましょう。
ホーユーの商品に関する問い合わせは、ホーユーダイレクト ☎︎0120-007-444
移行期を乗り切るポイント
〜美容院編〜
プロの手助けを借りれば、より自然なかたちで移行期を乗り切ることができます。
かかりつけの美容院に相談してみましょう。