【受験生のお弁当】当日に力を発揮するための5つのポイント
受験シーズンを控え、保護者にとって気になることのひとつが当日のお弁当です。
頑張る受験生と保護者の方へエールを込めて、受験当日のお弁当を作る際のポイントをまとめました。
受験生が力を発揮できるお弁当を用意しよう
受験勉強を頑張ってきたお子さんには、試験当日も実力を遺憾なく発揮してほしいと誰もが願うものです。
ここでは、午後からの活力となるお弁当について確認しておきましょう。
1.当日に買うよりもお弁当を持参する
受験当日の昼食は、会場へ向かう途中にコンビニなどで購入するよりも、お弁当を持参するのがおすすめです。
特に冬は交通機関の乱れなどにより、予定より移動時間がかかってしまう可能性もあります。
予想外の状況に慌てないためにも、お弁当を持って出かける方が安心です。
ただし、遠方の受験で前日からホテルに泊まる場合は、お弁当を持参できないケースも想定されます。
そのような場合は、十分に時間の余裕を持って出発し、昼食を買い損ねてしまうことがないようにしましょう。
2.食べ慣れたおかずを入れる
受験当日のお弁当にどんなおかずを入れるべきか、迷う方は多いかもしれません。
受験だからといって特別なレシピを考えなくても、お子さんの体調に配慮しつつ、普段から食べ慣れたおかずを入れてあげれば、お子さんも食べやすく、リラックスにつながるでしょう。
3.消化にやさしいおかずを入れる
受験といえばゲン担ぎでトンカツが思い浮かびますが、揚げ物は脂質が多く消化に負担がかかりやすいため、緊張して過ごす日には食べにくいかもしれません。
焼き魚や鶏ささみのソテーなど、脂質が少なめのメニューであれば、消化に負担がかかりにくくおすすめです。
緊張するとお腹が痛くなりやすいお子さんには特に配慮してあげるとよいでしょう。
4.栄養バランスがよいおかずを入れる
受験の日のお弁当は炭水化物、タンパク質、ビタミン、ミネラル、脂質がバランスよく摂れるおかずを入れましょう。
(ただし、上記に挙げたように脂質過多にならないように気をつけます。)
また、午後の試験で眠くならないためには、極端に炭水化物ばかりに偏らないメニューにするのがおすすめです。
もっとも、炭水化物は大切なエネルギー源でもあります。
お弁当の栄養バランスを考えるときは、ごはんと肉や魚、卵、旬の野菜や果物などを組み合わせて、彩りがよくなるように詰めることで、自然と栄養バランスが整いやすくなります。
5.衛生的なお弁当づくりを心がける
お弁当づくりで気を付けたいのが食中毒。
大切な受験の日にお弁当が原因で体調を崩してしまうことがないよう、衛生的なお弁当づくりを心がけましょう。
日本の受験シーズンは冬であり、夏に比べると食材は傷みにくいといえますが、季節に関わらず衛生面に気をつけることは大切です。
次の章では、お弁当で食中毒を防ぐための注意点をまとめました。
食中毒を防ぐお弁当づくりの基本
衛生面におけるお弁当づくりの注意点をご紹介します。
受験当日に限らず、塾や学校など日頃のお弁当づくりでも参考にしてみてくださいね。
- 調理前によく手を洗う
- 弁当箱や調理器具を消毒し、清潔にする
- 傷みやすい食材を避ける
- 食材はよく火を通す(75℃以上で1分以上加熱が目安)
(※ノロウイルスの対策には85~90℃で90秒以上加熱が目安) - 汁気を取り除く
- 冷めてから弁当箱に詰める
- 素手で触らずに詰める
- 持ち運ぶ時は保冷剤や保冷バッグを使う(気温が高い季節の場合)
受験当日は保護者も緊張してしまいがち。
落ち着いてお弁当づくりができるように、前日までにメニューを決めて、弁当箱や調理器具の消毒を済ませておくことで、翌朝はスムーズにお弁当がつくれます。
食材は、十分に火が通っていない半熟卵などは避け、ゆで卵や卵焼きは中心までしっかり火を通すのがコツです。
抗菌作用があるお酢、梅干し、しそ、わさび、カレー粉などを活用するとおかずが傷みにくくなります。
梅干しおにぎりの他、鶏ささみのソテーをしそ風味やカレー風味にするのもおすすめです。
編集部おすすめ食材
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受験生の食事づくりに役立つ商品をご紹介しますので、ぜひお試しください。
お弁当で受験生を応援しよう!
心を込めてつくったお弁当は受験生にとって励みになるもの。
余裕があれば応援メッセージを書いてお弁当に入れておくのもよいかもしれませんね。
受験は人生の一大イベントのひとつ。
これまでの努力が実るよう、編集部も心より応援しています!