いちごの旬の時期は春?冬?人気の品種や楽しみ方を解説!
甘くて美味しいいちご。旬の時期に味わえば、一段とうま味を堪能できます!
この記事では、いちごの旬時期、そして冬と春、それぞれのいちごの違いや、人気が高いいちごの品種をご紹介!いちごを最大限楽しむための豆知識をまるっとお届けします。
いちごの旬は春!
いちごは11月頃~5月頃までスーパーに並んでいますが、本来の旬は春です。ビニールハウスではなく屋外の畑で育てる(露地栽培)いちごは、3~4月に旬を迎えます。
一方で、ビニールハウスで育てるいちごは12月~3月が出荷のピーク。旬は春なのに冬にいちごを味わえるようになったのは、クリスマスケーキの需要に合わせ、より早い時期にいちごが収穫できるよう「ハウス栽培」や「品種改良」の技術が発展したためです。
また、主に北海道や長野などでは夏に収穫される品種も栽培されています。
冬のいちごと春のいちごの違い
冬のいちごと春のいちご、それぞれの特徴についてご紹介します。
冬のいちごは「糖度が高め」
一般的に、冬のいちごは春のものよりも糖度が高め。これは、寒い冬のいちごは実が育つのに時間がかかる分、栄養をたっぷり含んで甘くなるからです。さらに、冬のいちごは比較的日持ちしやすいのが特徴。保存容器にいちごが重ならないように入れてラップをかけ、冷蔵庫の野菜室で保存すれば4~5日ほど日持ちします。
しかし、甘みがあって傷みにくい冬のいちごは需要が多いため、価格も高めです。特にクリスマスシーズンはいちごのニーズが多いため、さらに価格が高くなる傾向があります。
春のいちごは「価格が安め」
春はいちごがたくさん収穫できる分、価格が低め。しかし、冬のものより酸味が強いのが特徴です。これは、春は暖かいためいちごの実が育つのが早く、酸味が減る前に収穫時期を迎えるため。
また、暖かい春は冬よりもいちごが傷みやすくなります。いちごを持ち帰ったら、すぐに冷蔵庫に保存してなるべく早く食べるか、冷凍保存がおすすめです。
また、春になると規格外*のいちごを格安で販売するお店もあります。規格外のものは「わけありいちご」「ジャム用いちご」などの表記があり、店頭や通販で購入可能です。いちごジャムを手作りしたい方、いちごを使ってお菓子づくりする方には特におすすめです!
*規格外とは、大きさや色、形などが定められた規格に合わず、市場に卸せないもの
いちご狩りのベストシーズンは1~3月
いちご狩りのベストシーズンは、ハウス栽培のいちごが出荷ピークを迎える1~3月です。甘みが強くて傷みの少ない、高品質ないちごを自分で収穫して楽しめます。
4月以降は、いちごが傷みやすくなるので注意。ただし、いちご農園の中には、4月~5月にかけてより安い価格でいちご狩りを提供しているところもあります。気温が上がって外出しやすい季節でもあるため、この時期に露地栽培のいちご狩りを楽しむのも良いかもしれませんね。
地域や品種によっていちご狩りのシーズンや価格は異なるため、事前によく調べてから申し込みをしましょう。
人気が高いいちごの品種4選
農林水産省によると、日本のいちごの品種は約300種。近年は品種改良が進み、新しい品種も続々と誕生しています。ここでは、特に人気が高いいちごの品種4種を見ていきましょう。
①とちおとめは東日本シェアNo.1
とちおとめは、東日本でシェア1位を誇る品種。「とちおとめ」という名前は栃木県を連想させるとともに「いちごの持つ女性らしさと多くの人に親しみをもたれるように」という願いが込められています。
糖度が高く、適度な酸味と豊富な果汁を含みます。果実が大きめでしっかりしており、鮮明な赤色。収穫から間もないものは、香りが強いのも特徴です。果肉が詰まっているので、比較的に日持ちしやすい品種でもあります。
②紅ほっぺは糖度が高め
静岡県生まれの紅ほっぺ。紅ほっぺという名前は「ほっぺが落ちるほど美味しいこと、また、果実が美しい紅色であること」から名付けられました。
最大の特徴は、平均糖度の高さ。強い甘みの中に、ほんのり酸味が効きます。果実は、やや大きめで細長いのが特徴です。
おすすめの紅ほっぺ|愛知県 お陽様農園の「紅ほっぺ」
大粒で形がきれいなものだけを集めているので、リッチに自宅で楽しむのはもちろん、贈呈品にもおすすめの「紅ほっぺ」です。味が濃厚で、酸味と甘みのバランスが絶妙。贅沢にいちごを味わいたいときにおすすめです!
③あまおうは1粒が大きい
あまおうは、福岡県が高品質ないちごを目指して開発した品種です。名前は「赤い」「丸い」「大きい」「うまい」の頭文字を合わせたもの。さらに「いちごの王様になれるように」との願いも込められています。
なんといっても、1粒が約5~6cmと大きめなのが特徴。甘みと酸味のバランスがいい品種です。
おすすめのあまおう|福岡県 未来苺の完熟「あまおう」
福岡県「未来苺」のあまおうは、完熟での収穫にこだわっているから通常より糖度が高め!あまおう独特の絶妙な酸味も相まって、味わい濃厚です。完熟のうま味を味わってみて。
④さがほのかは断面が白くて甘みたっぷり
さがほのかは、その名の通り佐賀県生まれの品種です。リカちゃん人形でおなじみの「リカちゃん」をイメージキャラクターに起用しています。
外側は鮮やかな紅色ですが、果肉は白いのが特徴。甘みが強く酸味は控えめなので、酸っぱいフルーツが苦手な方も楽しめる品種です。
もっといちごを楽しむ!お取り寄せ食材3選
いちごのうま味を味わえるオリジナルジャム3種
自然のうま味が味わえる「いちごジャム」、北海道産バターといちごの絶妙な掛け合わせ「いちごバター」、練乳の味わいがミルキーな「いちごミルクジャム」のオリジナルジャム3種です。すべて、最小限の原材料だけを使った無添加のジャム。食パンやパンケーキに乗せたり、スムージーやラテにたらしたり、普段のデザート・ドリンクをランクアップできます!
お菓子やドリンクに!フリーズドライいちご
水分を完全に抜いたフリーズドライのいちごです。パンケーキにのせたり、牛乳に混ぜたり、お菓子の生地に練りこんだり、チョコをかけたり……楽しみ方は無限大!いちご農家の企画・販売だから、生のいちごの風味がそのまま味わえます。生より保存期間が長いのもうれしいポイント。
そのまま食べてもお菓子作りにも!冷凍「雪どけいちど」
スムージーに混ぜたり、牛乳に混ぜて「いちごミルク」にしたり、どんな風に食べても美味しい冷凍「雪どけいちご」。暑い日は、そのまま食べるものおすすめです!ヘタを取ってくれているから、そのまま食べたり調理に使えるのがうれしい商品です。
冬から春はいちごを味わおう
いちごは甘くて低カロリー!しかも栄養価が高いため、美容や健康を気遣う女性には嬉しい食べ物です。朝食やデザートに取り入れるほか、甘いものが食べたい時の間食にもおすすめ。冷凍保存したり、ジャムに加工したりすれば長く楽しむこともできますよ。今回ご紹介した豆知識を覚えていれば、より季節を感じながらいちごを楽しめるはず!