【お酢の効果】種類と特徴を知り美容や健康に生かそう!
料理や飲み物によく使われるお酢。
お酢は適量を摂ることで美容や健康、ダイエットにうれしい効果が期待できます。
今回は、お酢に期待できる効果や、お酢の種類と特徴、お酢の人気商品などをご紹介します。
お酢の摂取目安量は一日大さじ一杯
体によいとされているお酢ですが、一日の適量はどのくらいなのでしょうか。一般的には、お酢の一日の摂取目安量は「大さじ1杯(約15ml)」程度とされています。お酢は飲み過ぎると胃腸を刺激してしまう可能性があるため注意しましょう。
また、薄めて飲むタイプのお酢は原液で飲むと刺激が強いため、製品に記載されている希釈倍率の確認を。薄め方として、水や炭酸水、牛乳、豆乳、焼酎、ビールなどで割って飲む他、ヨーグルトに少量かけて食べる方法もあります。
お酢に期待できる効果
お酢に期待できる効能・効果をまとめました。
カルシウムの吸収を助ける
お酢とカルシウムを一緒に摂ることで、カルシウムの吸収率が高まると言われています。飲むお酢を牛乳割りにしたり、酢の物にしらすを加えたりするのは理にかなったメニューといえます。女性は更年期以降になると骨がもろくなりやすいため、「カルシウムを含む食品」+「お酢」で骨の健康維持に努めましょう。
血糖値の上昇をゆるやかにする
食事と一緒にお酢を摂ると、血糖値の上昇がゆるやかになります。血糖値の急上昇を繰り返すと肥満や生活習慣病の原因になると言われているため、食事と一緒にお酢を摂ることで肥満を予防し、ダイエット効果が期待できます。
疲労を回復する
お酢に含まれるクエン酸には、疲労物質である乳酸を分解する作用があると言われており、お酢を摂ることで疲労回復効果が期待できます。特に、暑さによる疲れを感じやすい夏は、さっぱりとしたお酢料理やお酢ドリンクを夏バテ予防に生かすとよいでしょう。
減塩につながる
お酢は料理に使うことで減塩にも役立ちます。生姜焼きや照り焼き、煮付けなどにお酢を加えると、さっぱりとした酸味が料理を引き立て、塩分を減らしても味がぼやけずにおいしくいただけます。塩分の摂り過ぎが気になる方におすすめです。
食材を傷みにくくする
お酢には食べ物を傷みにくくする作用もあります。食中毒が心配な季節のお弁当には、お酢の抗菌作用を生かしたメニューを取り入れましょう。たとえば、ご飯を炊く時に少量のお酢を加えて炊いたり、ハンバーグのたねに少量のお酢を加えたりすると食材が傷みにくくなります。
お酢の種類と特徴
一般的に流通しているお酢の種類と特徴をまとめました。
米酢
米酢は、穀物酢の中でも米を原料に作られるお酢です。まろやかな味わいでコクがあります。すし飯を作る時によく使われる他、酢の物、ドレッシング、マリネなど、加熱しない料理に向いています。
穀物酢
小麦、酒粕、コーンなどの穀物を原料としているお酢です。さっぱりとした味わいで和・洋・中の幅広い料理に使えます。酸味があるため、加熱する料理によく使われます。
黒酢
黒酢は玄米や大麦などを原料に作られるお酢で、穀物酢のひとつです。発酵の過程で琥珀色になり、熟成が進むとより深い色になります。他の穀物酢と比べて、まろやかな味わいと芳醇な香りが特徴です。黒酢には美肌づくりをサポートするアミノ酸が豊富に含まれており、美容効果も注目されています。
ワインビネガー
ワインビネガーはぶどうの果汁から作られるお酢で、果実酢の一種です。ワインはぶどうの果汁をアルコール発酵させたものですが、そこからさらに酢酸菌(さくさんきん)で発酵させたのがワインビネガーです。
赤ワインビネガーは煮込み料理やソースに、白ワインビネガーはドレッシングやマリネに向いています。ワインビネガーにはぶどう由来のポリフェノールが含まれており、抗酸化作用が期待できます。
バルサミコ酢
バルサミコ酢も果実酢のひとつです。濃縮したブドウ果汁を木の樽で長期間熟成して作られます。見た目は黒酢と似ていますが、フルーティーな香りと濃厚な味わいが特徴です。
煮詰めてソースにしたり、ドレッシングにしたりといった使い方があり、ワンランク上の料理を作りたい方におすすめです。ワインビネガーと同様にぶどうのポリフェノールが含まれるため、抗酸化作用が期待できます。
果実酢(フルーツビネガー)
果実を原料としたお酢です。クセがなく飲みやすいものが多いため、ドリンクとして人気があります。また、ドレッシングやマリネなどの料理にも使われます。ワインビネガー、りんご酢、いちご酢、ブルーベリー酢など豊富な種類があり、好みに合わせて楽しめます。
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一日大さじ1杯のお酢で健康生活!
お酢は種類が豊富でさまざまな楽しみ方があり、飽きずに食生活に取り入れられるのが魅力です。
好みのお酢をいくつか揃えて、料理やシーンに合わせて使い分けるのもよいですね。適量のお酢で健康生活を始めてみませんか?